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ページ番号:14785
更新日:2026年2月27日
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D51形蒸気機関車895号機 附 D51895ナンバープレート
でぃー51がたじょうききかんしゃ895ごうき
記入年月日 2024年11月20日

D51形蒸気機関車895号機

D51895ナンバープレート

イベント列車として走行中(昭和46年(1971))
| 所在地 | 奈良県北葛城郡王寺町舟戸一丁目3973-1 |
|---|---|
| 区分 | 歴史資料|文書・書籍・絵図・地図など |
| 指定内容 |
王寺町指定文化財 |
※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。
歴史文化資源の概要
昭和19年(1944)に日立製作所でD51形として895番目に作られた車両です。895号機は製造後、柳井機関区(山口県)、岩国機関区(山口県)、広島第二機関区(広島県)、津和野機関区(島根県)、鳥取機関区、福知山機関区(京都府)を走行し、昭和46年(1971)4月から昭和47年(1972)の廃車まで奈良運転所に配属されました。
895号機の特徴は、後付けで集煙装置と重油併燃装置が取り付けられていることです。こちらはともに鳥取県の後藤工場で取り付けられていることがわかっています。
奈良運転所配属中に走行したJR難波駅から名古屋駅を結ぶ関西本線の難所である加太越えには集煙装置と重油併燃装置が欠かせませんでした。集煙装置はトンネル走行中に煙が運転席に入り込まないよう後方に放出させるためのもので、重油併燃装置は、走力を高めるために石炭を燃やす火室に重油を噴射し効率よく燃焼させ蒸気圧を安定させるものです。
廃車になったあとで舟戸児童公園で静態保存され、取り外されることが多い集煙装置と重油併燃装置が残されています。
令和6年(2024)3月に王寺町の指定文化財に指定しています。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
明治23年(1890)に奈良県で初めての鉄道が王寺~奈良間で開通し、王寺駅が開業しました。開業するまで駅周辺の集落は人が少なく田んぼが広がっており、「荷馬が一匹通っても『そら珍しいものが通った』というので、村中総休みで騒いだものだ」と『大阪朝日新聞』に報じられるほどでした。鉄道の開通を契機に王寺駅周辺は人が増え、商店が立ち並ぶようになり「鉄道のまち」として大きく発展しました。D51形蒸気機関車895号機はその長い歴史を象徴するものです。
| 問い合わせ先 |
王寺町地域整備部地域交流課文化資源活用係 |
|---|---|
| 電話番号 | 0745-72-6565 |
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