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更新日:2026年10月28日
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令和8年10月23日(金曜日)知事定例記者会見
司会:
それでは、ただいまから知事定例記者会見を始めさせていただきます。
本日、知事からの発表案件はございません。
何かご質問ございましたら、お願いいたします。
日経新聞さん。
「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録後3カ月における観光客の動向について
記者(日経新聞):
今日は、ちょっと2つのトピックについて質問させていただきます。
まず、世界遺産についてです。飛鳥・藤原の宮都が登録されて、その後、3か月ぐらいたちました。地元への観光客の動向のデータなどがありましたら教えてください。
知事:
県立の万葉文化館の入館者数ですけれども、今年9月の入館者数は1万3,478人で、令和7年の9月と比べると174.1%ということになっております。また、同じく令和8年9月の石舞台古墳の来訪者数は2万6,638人でございまして、同じく前年同期比の250.8%ということでございます。宿泊の動向につきましては、今、集計作業を行っているところでございまして、12月にならないと発表はできません。状況は以上です。
記者(日経新聞):
では、数字としても、やはり世界遺産の効果で観光客が増えてるという見方をされているということですね。
知事:
そうですね。
記者(日経新聞):
一方で、登録前にもオーバーツーリズムが懸念されていたと思いますが、そういった状況が発生しているかどうかお聞かせください。
知事:
明日香村への聞き取りによりますと、そうしたような状況には至っていないというふうに報告を受けております。
記者(日経新聞):
万葉文化館の駐車場を有料化するなどの対策を講じておられましたが、そうした対策が効果を発揮していると感じておられますか。
知事:
そうですね、それもあるでしょうね。
記者(日経新聞):
分かりました。
一方で、地元の観光業者などに話を聞きますと、国内の観光客が増えていると実感していますが、インバウンドがあまり増えていないという声を聞くことが多いのですが、飛鳥・藤原の宮都へのインバウンドの動向について、どのように見ておられますか。
知事:
海外から来るお客様は、やはり半年ぐらい前から休みを取って、飛行機を予約して準備されると思うので、そうしますと、まだ登録されてから3か月弱ということで、登録されてからの期間が短いので、まだそのインバウンド観光客が旅行の予約をして来訪されるというような時期にはなっていないのではないかと思っています。
記者(日経新聞):
時間がたてば増えてくるというふうに・・・。
知事:
はい。
記者(日経新聞):
分かりました。
インバウンドを地元に呼び込むための一つの手段として、コロナ禍前まで奈良交通などが運行していた関空と大和八木駅を結ぶリムジンバス、これに関しては、地元の橿原市と奈良交通が覚書を締結して、復活に向けて実証実験などを始めるというタイミングであるんですけれども、県として、このリムジンバス復活に向けて何か支援をされるお考えがあるか、お聞かせください。
知事:
支援するかどうか、今後検討していきたいと思います。
記者(日経新聞):
分かりました。
今年は、インバウンドを呼び込むための施策としましては、OTAに特設コーナーを設けるといった施策を講じておられますが、こういったインバウンド呼び込みの施策は、来年度も何か実施されるお考えはありますか。
知事:
来年度の事業については、これから予算要求、そして、査定を経ていきます。まだ決まっているわけではございませんが、ご指摘のように、例えば4つの世界遺産を組み合わせた周遊ツアーとか、そうしたことをこのOTAに特設コーナーを設けるといったことも一つの例としてあり得るのかなと思っています。
最近のサイバー攻撃における奈良県の状況
記者(日経新聞):
分かりました。ありがとうございます。
では、2つ目のトピックとしまして、サイバー攻撃について質問させていただければと思います。最近、民間企業などへのサイバー攻撃が増えておりますが、奈良県の場合、こうした影響を受けているかどうか、把握されておられたら教えてください。
知事:
今のところ、大きな影響はないようです。
記者(日経新聞):
分かりました。
足元で、PHPに重大な脆弱性が見つかって、対策を迫られているところが多いのですが、奈良県の場合はどのような対策を講じておられますか。
知事:
県の公式ホームページの一部の機能でPHPを使用していましたので、一時的に当該機能を停止しました。関係機関から提供された情報を基に、必要な対策を実施しまして、現在は復旧をしております。
記者(日経新聞):
分かりました。
今後、サイバー攻撃が増える可能性もあると思います。今後、何かそうしたものに対する対策など力を入れていかれる部分があれば教えてください。
知事:
私のほうも気になって、担当から話を聞いたんですけれども、かなりの攻撃というものが日々あると聞いております。それに対する対応というのは、保守業者と連携しながら、万全を期しているというふうに聞いておりまして、今のところ、不正アクセス、情報漏えいといったことは確認されていないんですけれども、攻撃する側のスキルというのは日進月歩ですから、防御する側の我々も、そうしたものに対応すべく、万全を期していかなければならないというふうに決意を新たにしているところでございます。
記者(日経新聞):
ありがとうございます。
香芝市の認定こども園で発生した死亡事故について
司会:
ほかに質問はございますでしょうか。
NHKさん。
記者(NHK):
9月に香芝市のこども園で4歳の男児が、冷凍ゼリーを喉に詰まらせて死亡する事故がありました。こうした痛ましい事故が県内で起こったことについて、知事としての受け止めをいただけますでしょうか。
知事:
まずは、亡くなられた児童のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、ご遺族の皆様にも謹んでお悔やみを申し上げます。
県内の施設で、今回のような事案が発生したことは大変残念でございます。香芝市さんのほうで検証委員会を設置して、事故の原因等の調査をされると聞いております。県としては、香芝市に対して必要な支援をしていくとともに、その検証の報告が出ましたら、それを県内の類似施設に徹底して同様の事例の再発防止に努めていきたいと思っております。
記者(NHK):
ありがとうございます。
必要な支援をしていくとのことですが、既に県として何か動かれたことというのはありますでしょうか。
知事:
まず、香芝市から報告を受けた後、国に対して、県のほうで報告をいたしました。それから、報道機関から問合せが県のほうに寄せられていましたので、事案の重大性に鑑みれば、公表するのが適切ではないかという指導はさせていただきました。県といたしましては、認定こども園法等に基づいて、今後、その法律に基づく必要な指導、支援をしていく予定でございます。
記者(NHK):
ありがとうございます。
香芝市から報告を受けて、国に報告されたのはいつの話でしょうか。
知事:
まず、事故直後に国にすぐに報告をして、それから、児童が亡くなられた後にも改めて国に報告したと聞いていますが、時期は分かりますか。
こども保育課:
事故直後、事故が発生いたしました9月15日、それから、市から一報が入りましたのが16日、国に報告をさせていただきましたのが18日でございます。それから、児童が亡くなられました10月3日、こちら土曜日でございましたけれども、週明け、5日に香芝市のほうから報告を受けております。その翌日、10月6日に国に報告をさせていただいているという状況でございます。
記者(NHK):
国からは、特に何かこういう対応をしたほうがいいというような指導などはありましたでしょうか。
こども保育課:
事故発生時の対応ガイドラインというものがございますので、それに沿って随時、適切に指導、助言を行うということです。
記者(NHK):
分かりました。ありがとうございます。以上です。
平城宮跡歴史公園で開催された大型ライブについて
司会:
ほかに質問はございますでしょうか。
朝日新聞さん。
記者(朝日新聞):
少し時間がたってしまったのですが、ずっと真夜中でいいのに。のライブが奈良で開催されました。雅楽と融合した入場がすごく格好よかったり、せんとくんも踊ったりして、なかなか奈良らしさが出ていた、とても良いライブだったなと思うんですけれども、このような大規模なライブの開催は平城宮跡歴史公園では初めてだと思うのですが、今回浮かび上がった課題はありますでしょうか。
知事:
それほど大きなトラブルはなかったというふうに認識をしておりますし、騒音等については、かなり主催者側で事前に、どういうふうに音が流れるかということをシミュレーションして配慮していたというふうに聞いております。野外ライブである以上、周辺に音が届くということは、これはどうしても避けられないわけでございますけれども、引き続き、もし再度これに輪をかけたイベントが行われる場合には、周辺の住家への影響といったことはさらに注意をしていかなければならないだろうなとは思っております。
記者(朝日新聞):
ありがとうございます。
こういった大規模なライブというのは、経済効果もあったかなと思うんですけれども、今後もぜひ知事としては積極的にやっていきたいというような考えでしょうか。
知事:
はい。以前の記者会見でもお伝えさせていただきましたけれども、今、県が準備を進めている県有地部分での食のハブ拠点に人を呼ぶという必要性もありますので、ぜひ国が管理している平城宮跡歴史公園においても、今回のような集客イベントはぜひやっていただきたいなというふうに思っております。
反田恭平氏の奈良県文化政策顧問の辞任について
司会:
ほかに質問はございますでしょうか。
毎日新聞さん。
記者(毎日新聞):
奈良県の文化政策顧問の反田恭平さんが先日辞任されましたが、それについてのコメントをいただけなしでしょうか。
知事:
今回の道交法違反での起訴というのは非常に残念であるというふうに思っております。反田さんのほうから、文化政策顧問の職を辞したいという申出がございましたので、本人の意向を尊重して、それを受け入れたということです。奈良県文化会館の芸術監督は引き続き務めていただきますので、そちらで反田さんのお力添えをいただければなというふうに思っております。
記者(毎日新聞):
JNOとの協定は引き続きするということでよろしいでしょうか。
知事:
はい、そうです。
記者(毎日新聞):
分かりました。
それについて、引き続き協力関係は続くということで、今後の期待や今後こうしていくなど一言ありますでしょうか。
知事:
反田さんは、奈良県を拠点に、クラシックを中心とする音楽の普及をしていきたいという強い思いを持っておられますので、今回のことについてはもちろん、起こしたことについては反省していただいた上で、奈良県としては引き続き大いに活躍していただきたいというふうに思っています。
記者(毎日新聞):
ありがとうございます。
司会:
ほかに質問はございますでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして本日の知事定例記者会見を終了させていただきます。ありがとうございました。
※発言内容については、読みやすくするために質疑テーマごとにまとめています。
また、発言の趣旨を損なわない範囲で文言を整理する場合があります。