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ページ番号:26718

更新日:2026年10月14日

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令和8年10月9日(金曜日)知事定例記者会見

司会:

 ただいまから知事定例記者会見を始めさせていただきます。

 本日の会見は、YouTube、奈良県公式総合チャンネルでライブ配信しております。

 本日の知事からの発表案件は2件ございます。

 まず1件目は、「ケアリンピック奈良」の開催についてでございます。

 山下知事、よろしくお願いいたします。

「ケアリンピック奈良」の開催について

知事:

 資料を1枚めくってください。11月14日土曜日にケアリンピック奈良を開催いたします。場所は、コンベンションセンターの天平ホールと天平広場です。

 開催の目的ですけれども、県民の皆様と介護の専門職が交流し、介護への理解を深めていただくということが目的です。介護に携わる方々の姿や仕事の魅力を社会に発信し、介護人材の確保、育成につなげていきたいというふうに考えております。

 イベントの特徴といたしましては、ステージイベントと体験型ブースというのを同時開催するという特徴がございます。午後の部のステージイベントは事前申込制となっておりますが、その他のイベントについては事前申込み不要でございます。

 ちなみに、11月11日が介護の日とされているため、この時期に開催するものでございます。

 天平ホールでのステージイベントの内容は、次のページをご覧ください。天平広場でのイベントについては、その次、3ページ目をご覧ください。

 私からの説明は以上でございます。

 

司会:

 それでは、質問のございます方はお願いいたします。

 奈良テレビさん。

 

記者(奈良テレビ):

 改めてこのイベントを通じて、県民の方にどういった機会にしてほしいなど、イベントへの呼び込みのメッセージをお願いします。

 

知事:

 高齢化がどんどん進んでいる中で、我々や我々の親が介護保険のお世話になるということは現実問題としてあるわけです。一方で、介護職が非常に不足をしているということです。ですから、この問題というのは、将来、自分も介護のお世話になるかもしれませんし、ひょっとしたら、今、自分らの親がお世話になっているかもしれない。まさに我々が当事者である問題なんですよね。ですから、自ら介護職になろうという人はもちろんのこと、自分がそこに入るとか、親をそこに預けるということが考えられる県民の皆さんにはぜひ足を運んでいただいて、介護というものの現実や実態などを見聞していただきたいなというふうに思います。

 

記者(奈良テレビ):

 ありがとうございます。

 あと、トークショーの特別ゲストとして、メイプル超合金の安藤なつさんが来られるということですが、何かプロフィールにいろいろ資格取られてたりとか実務経験があるっていうのも書いてあるのですが、改めて安藤さんを呼ばれることになった理由をお伺いしてもよろしいでしょうか。

 

知事:

 担当課を呼んでいるので、担当課から答えてもらいます。

 

地域包括支援課:

今見ていただいたとおり、プロフィールにも書かせていただいていますけれども、安藤なつさんは、ボランティアを含め、約20年ほどにわたり介護職に携わったという経験がございまして、ホームヘルパーの2級、今の介護職員初任者研修課程ですけれども、それを修了されまして、2023年には介護福祉士の国家資格も取得されている方でございます。これまでも他府県の様々なイベントなどで講演されておりまして、介護現場での経験と、幅広い発信力を生かしまして、介護の魅力について奈良県民の方にも親しみやすく伝えていただくために、今回、特別ゲストとしてお招きするものでございます。以上です。

 

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 NHKさん。

 

記者(NHK):

 現状、奈良県の介護人材の状況について知事としてどう見ているか、伺えますでしょうか。

 

知事:

 介護人材の確保は非常に困難だというふうに聞いておりまして、今、比較的元気な高齢者が介護施設でランチを作るといった軽易な作業に従事しているというような例がありますので、そうした取組を全県的に広げられないかということも今取り組んでおりますし、ベトナム等の外国から来られた介護人材を活用されている社会福祉法人等もございます。県としては、そういう外国から来た介護人材等を対象とする日本語教室の開催に補助を出すとか、そうした外国の介護人材の日常生活を支援するなどの形で、支援をさせていただいているところでございます。

 

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 奈良新聞さん。

 

記者(奈良新聞):

 イベントの出展の規模とか数とか、どれぐらいのものになるのでしょうか。

 

地域包括支援課:

 今、ブースで20ほど用意したいなと思っておりまして、まだ調整中のところもございますので、20前後かなというところでございます。

 

記者(奈良新聞):

 分かりました。ありがとうございます。

 

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 毎日新聞さん。

 

記者(毎日新聞):

 このイベントは、何回目になるんでしょうか。

 

知事:

 初めてです。

 

記者(毎日新聞):

 分かりました。初めて開催しようというふうになった経緯は。

 

知事:

 先ほども申し上げましたけれども、介護の仕事ってどのようなものだろうということを広く県民の皆さんに知ってもらう。それは、自分がその場所で働くということもあるでしょうし、親を預けるとかいうこともあるでしょうけれども、そういう機会をつくることで、介護人材の確保とか介護施設への理解を深める、そうした機会を提供して、県がそういう介護保険事業所を支援していく必要があるだろうという判断に基づくものでございます。

 

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 NHKさん。

 

記者(NHK):

 ケアリンピック奈良という名前の由来について伺ってもいいですか。

 

地域包括支援課:

 ケアのオリンピックということで、介護のケアに携わる専門職の方など様々な人が集まりまして、オリンピックのように世間の注目を集めながら、それぞれの力を発揮して、お互いを高めていくようなイメージをこの名前に込めております。以上です。

持続可能な観光地づくりに向けた新たな財源確保について~ふるさと納税型クラウドファンディングの実施~

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。よろしいでしょうか。

 それでは、次の発表案件に移ります。

 2件目の発表案件は、持続可能な観光地づくりに向けた新たな財源確保について~ふるさと納税型クラウドファンディングの実施~でございます。

 知事、よろしくお願いいたします。

 

知事:

 何度かこの場でご説明させていただいておりますけれども、本県の観光の課題は、安い、浅い、狭いというものでございます。ここから脱却して、稼ぐ、守る、つなぐという好循環に転換していくということが本県の観光政策の課題と認識しております。今回、稼ぐということの一つの手法といたしまして、ふるさと納税型クラウドファンディングを10月1日から開催しました。12月4日まででございます。

 資料の2ページですけれども、皆さんもご存じのとおり、奈良公園は国内外から多くのお客様が訪れてくださる場所でございます。一方、観光客の増加に伴いまして、いろんな課題が発生をしております。観光客の増加によって、ごみが増えたり、鹿が食べ物でないものを誤って食べてしまったり、それから、植生とか芝生に対して、観光客がその上を通ったりしますので、負荷がかかる。そうしたことで、鹿の生育環境が悪化をする。また、鹿の頭数も増え、観光客も増えていますので、接触事故も増えているというような問題が発生しております。当然こうした問題を解決し、処理していくに当たって、維持管理コストがかかっております。この奈良公園の魅力を将来にわたって維持、向上していくためには、基本的な管理に加えて、奈良公園の価値をさらに高める、そういう取組をしていくことが必要だというふうに考えた次第でございます。

 今回のクラウドファンディングでは、鹿の休息所、アジールと呼ばれますけれども、この鹿の休息所を整備して、鹿が落ち着いて休息または採食できる環境を確保するとともに、人と鹿が適度な距離を保ちながら共存できる奈良公園を目指していきたいというふうに考えております。

 今回のふるさと納税型クラウドファンディングの特徴ですが、3ページをご覧ください。まず、共感の輪を広げていこうということで、今回この取組に共感いただいて寄附をしてくださった皆様には、寄附のあかしとして、ここに書いているようなステッカーをプレゼントしたいと。これを車とかに貼っていただくことで、さらにその共感の輪が、応援の輪が広がればいいなというふうに思っています。

 それから、寄附の使い道は、先ほど申しましたように、鹿の休息所の整備などでございます。

 返礼品につきましては、ちょっと高額な寄附に対して、数に限りはあるんですけれども返礼品を用意しております。全てのふるさと納税に対して返礼品があるわけではございません。基本的にはこの理念に賛同していただきたいということで、必ず返礼品をお返しするというような取扱いはしてないのですが、多額の寄附を寄せてくれた皆様には感謝の気持ちを伝えたいということで、5万円、10万円、20万円、30万円の寄附をされた方にはそれぞれ、個数に限りがございますが、そこに記載の返礼品をお送りする、提供する予定でございます。

 プロジェクトの概要でございますけれども、目標額は3,000万円、募集期間は、先ほど申しましたように、10月1日から12月4日までということです。

 寄附募集プラットフォームは委託業者ですけど、READYFORという会社でございます。そこに寄附者からの応援コメントも記載をさせていただいております。今日で8日目で、幾らですか。

 

観光経済課:

 観光経済課でございます。

 現在、129万円余で、もうすぐ130万というところです。

 

知事:

 ちょっとまだ目標額にはまだまだなので、ぜひともご周知にご協力いただければと思います。よろしくお願いします。

 

司会:

 それでは、質問のございます方はお願いいたします。

 NHKさん。

 

記者(NHK):

 ちょっと鹿の休息所がどんなものかがなかなかイメージできなくて、イメージできるようなものなどあるのでしょうか。

 

奈良公園室:

 決まった定型的な形はないのですが、例えば下層植生、茂みみたいなものですね。人の目から遮断するような形でそれを植栽しまして、鹿が安心して休める環境、これを総じてアジール、休息所と呼んでいるのですが、定型的な形はございません。

 

記者(NHK):

 あと、すみません、返礼品があるものなんですけれども、何か例えばこれはもうなくなったとか、そういうものはありますでしょうか。

 

観光経済課:

 今のところはまだ余裕がございますので、ぜひ周知のご協力をよろしくお願いいたします。

 

記者(NHK):

 ありがとうございます。

 最後、すみません、知事、改めて、これまだ130万ということで、目標額まで2,800万ぐらいあると思うんですけれども、呼びかけをお願いできますでしょうか。

 

知事:

 本当に奈良公園には多くのお客様が訪れてくださっていることには心より感謝を申し上げます。

 奈良公園がここまで人を引きつけている一番大きな魅力は、そこに鹿がおり、人と共生していると、こういうことだろうというふうに思います。しかしながら、人と鹿が共生していくということは、非常に難しい、困難な面もたくさんあるのは皆様ご承知のとおりかと思っております。観光客が増えて、餌を多く与えることによって、頭数が増えていっている可能性があります。そしてまた、頭数が増えて、接触事故なんかも増えていますし、どんどん奈良公園の域外に鹿が侵出していって、畑とかお庭の植栽を食べちゃっているというような状況もありまして、人と鹿の共生というと美しいんですけれども、実際は大変なんですよね。それを維持していくためには、マンパワーもお金も必要になってきます。やはり鹿も例えば出産をするときとかは当然人目につかないようなところでないと安心してお産もできませんので、そういった環境をつくっていくのも我々公園管理者の責任であるというふうに考えておりますので、ぜひそういった事情をお酌み取りいただいて、奈良公園、そして、奈良公園の鹿を愛する皆さんであればこそ、そのお気持ちを形にしていただきたいというふうに思うところでございます。

 

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 時事通信さん。

 

記者(時事通信):

 これも担当課になるかもしれないのですが、この奈良公園の価値向上に活用とあるのですが、このアジール以外に何か決まっているものがあれば、ほかにも教えてください。

 

観光経済課:

 今のところは、まず、このアジールの整備に活用させていただく予定でございます。

 ただ、金額の集まり方等にもよりますので、その資金をどのように活用していくのかというのは、その金額を見て決定していきたいと考えているのですが、一旦の目標はアジールの整備ということでございます。

 

記者(時事通信):

 そのアジールの数とか広さっていうのは、寄附金の集まり状況によるっていうことですか。

 

奈良公園室:

 そうですね、寄附金の集まり具合にもよるのですが、いきなりこちらでどのような内容、どのような規模、面積でアジールを整備していくかというのを決めるというよりも、奈良の鹿の有識者の会議ですね、こちらにおいて場所の選定、規模、面積、内容、その辺りを議論いただいて、適切な位置に適切な規模、内容で整備していきたいと考えているところです。

 

記者(時事通信):

 ということは、まだ整備の時期っていうのもまだ分からないっていうことですか。

 

奈良公園室:

 今の段階では決定してないですね。

 

記者(時事通信):

 あと、これは知事になるかもしれないんですけれども、仮に目標金額がなかなか集まらなかったときには、アジールは県が拠出をして整備するのか、その辺りはどのように考えていますか。

 

知事:

 そこまでは、まだ決めておりません。

 

記者(時事通信):

 分かりました。ありがとうございます。

 

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 朝日新聞さん。

 

記者(朝日新聞):

 すみません、担当課にお聞きしたいんですけど、このかわいらしいステッカーは、県内のアーティストがデザインしたとか、何かそういった情報がございましたら、教えていただけますでしょうか。

 

観光経済課:

 県内で絵本作家をされている武内さんという方、ならまちにも展示場といいますか、ギャラリーを設けておられますので、奈良公園周辺で活動されているということもあって、その方にお願いをしています。

 

記者(朝日新聞):

 ありがとうございます。

 

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 NHKさん。

 

記者(NHK):

 これで目標金額達成しなかった場合というのは、達成しなくても、払っていただいた額は使えるという理解でよろしいでしょうか。

 

観光経済課:

 はい、その理解で結構です。

 

記者(NHK):

 ありがとうございます。

 あと、それから、1枚目のところの観光政策ビジョンの中で、安い、浅い、狭いという構造からの脱却掲げていると思います。狭いの要因の部分については、奈良公園に集中しているということだと思うのですが、今回の取組は奈良公園に関してというところで、観光ビジョンにおいてはどういう立ち位置で考えられているのかを伺えますでしょうか。

 

知事:

 その狭いっていうことの解消にはつながりはしてないと思うんですけれども、奈良公園に関することなので。ですが、そうですね、奈良公園の魅力を高めるという意味では、浅いを深いにするっていうのにもつながるでしょうし、今回、奈良公園の景観とか植生を維持するために稼ぐという、そういう試みだとご理解ください。

中央卸売市場再整備推進事業の落札者決定について

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 それでは、そのほかの質問がございます方はお願いいたします。

 朝日新聞さん。

 

記者(朝日新聞):

 先日、中央卸売市場の落札者が決まったかと思いますが、何か知事として、1期目で決着がついてよかったなど、受け止めがございましたら、教えていただけますと幸いです。

 

知事:

 BtoCエリアと呼ばれる消費者向けのエリアについての具体化はこれからですから、1期目で全て決着がついたわけでは決してないですが、もともとの市場の機能の部分については更新することのめどがついてよかったと思っています。ご存じのように、1回入札不調になりましたので、業者が決まってよかったと思っております。

 

記者(朝日新聞):

 その件で、今年の4月に大和郡山市からもっと早く決めてほしいという要望があったと思いますが、それを受けて、何か知事のほうから担当課に働きかけたといったことはありましたでしょうか。

 

知事:

 サボって遅れていたという認識はないですし、担当課のほうでも一生懸命やっておりました。農水省の指導があって規模を縮小したというのはあったので、若干設計変更したため、そこで時間はかかったのかもしれませんが、設計変更して規模を縮小しなかったら、多分400億円では収まってなかったと思うので、大和郡山市さんのご期待にもようやく応えられるような形になってよかったと思います。特に私から何か促したということはございません。

地域産業クラスター計画について

記者(朝日新聞):

 9月30日に首相官邸で会議があって、地域産業クラスター計画が県として初めて公表されたと思いますが、改めて、医薬品等製造分野における県内の成長で今後期待することがございましたら、教えてください。

 

知事:

 大手製薬メーカーの創業者は奈良県出身という企業が実は多くて、私が知っている範囲では、武田薬品、ロート製薬、アステラス製薬、津村順天堂(現「株式会社ツムラ」)は、創業者は奈良県出身だと聞いておりますが、やはり規模が大きくなると、大阪や東京に行ってしまいます。それはやむを得ないことですが、ただ、漢方薬の分野をはじめとして、中堅の製薬企業というのは奈良県にも多くございます。そういった中堅の製薬会社が大手の製薬会社から委託で薬を作っていたりすることもございますし、皆さん、天川村で作ってる陀羅尼助という胃腸薬、ご存じでしょうか、あのような奈良県独自の漢方薬のようなものも残っております。最近、漢方薬も脚光を浴びるようになっていますので、奈良の地場産業である漢方薬を生かすということと、あと、日本で一番シェアが大きい薬のカプセルメーカーがあるということなので、その漢方薬で新たな薬を作っていただいて、それをそのカプセルに入れて売るといった形で、奈良県発で何か人気の薬を作れないかということを期待しているところでございます。

 

記者(朝日新聞):

 ありがとうございます。

交通信号制御機の老朽化について

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 朝日放送さん。

 

記者(朝日放送):

 警察庁が全国の信号機の色などを切り替える交通信号制御器の更新基準を製造後19年と定めているようなのですが、その19年を超えて非常に老朽化している信号機が全国で25.8%であるということを5日に発表しているのですが、実は奈良県が45.3%も老朽化している信号機があるということ、これは全国でワーストだという話なんですけれども、これに対しての知事の受け止めをお願いできますでしょうか。

 

知事:

 今回初めて私もワーストワンであるということは知りました。ゆゆしき問題だというふうに思っていますので、早急にこういう状況は改善していかなければならないと思っています。

 

記者(朝日放送):

 どうしてこういうふうな事態になったかというのはお感じになってますでしょうか。

 

知事:

 それは、実はという話なのですが、信号機のランプをLEDにするということを今進めています。なぜなら、蛍光灯の製造はもう間もなく終了してしまいますので、信号機はすべからく蛍光灯でないものに変えていかなきゃいけない。その事業について、荒井前知事の時代に知事の判断で更新を止めていたということを聞いております。理由は分かりません。私が知事になって1か月か2か月した後に県警本部の担当者と財政課の課長が来て、実はこれこれこういうことでLED化が止まっていたと。新知事はどういうふうにお考えですかと聞かれて、いや、それは蛍光灯の製造が終わっちゃうんだから、それは変えないと大変なことになるよねということで、それはぜひ進めてくれというふうに私から言って、LED化は進んだのですが、結局、LED化が遅れたので、その交通信号制御器の交換も遅れたと、こういうふうに聞いています。LED化がもっと計画的に前から進んでいれば、その次に交通信号制御器の交換に移れたので、こうはなっていなかったのではないかというふうに県警本部の担当者からは聞いています。

 

記者(朝日放送):

 ということは、県としては今後、LED化を進めていって、この交通信号制御器の更新を進めていくということなのでしょうか。

 

知事:

 もうLED化はかなり進んでいるのではないかと……。今、何%ぐらい進んでいるのか分かりませんけれども、当然LED化が終了すれば、制御器の交換を速やかに進めていきたいというふうに考えていますが、具体的にどういうスケジュールを県警本部が考えているのかはちょっと私は詳細が分かりませんので、県警本部に聞いてください。

 

記者(朝日放送):

 分かりました。ありがとうございました。

全国的に多発する情報漏洩を受けた対策等について

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 共同通信さん。

 

記者(共同通信):

 今、全国的に情報漏えいが非常に増えている問題があると思うのですが、奈良県の自治体の行政サービスなどで何かそのような問題が確認されているものがあれば、伺いたいというのと、それに対して何か対策を考えられていれば、伺ってもよろしいでしょうか。

 

知事:

 情報漏えいっていうのは、ハッキングとかでですか。

 

記者(共同通信):

 そうです。いろんな企業で今、個人情報がサイバー攻撃とかで出ていると思うのですが。

 

知事:

 最近、奈良県でそのような話は聞いたことないですけどね。何か心当たりがあるのでしょうか。市立奈良病院でありましたけどね。

 

記者(共同通信):

 そうですね、はい。何かその対策として考えられていることがあればと思ったのですが。

 

知事:

 そこはデジタル戦略課とかデジタル管理室などのセクションできちんとそういう攻撃に対する防御の方策は講じてくれているとは思うのですが、それが盤石で、全くハッキングを受けるリスクがないとまで言い切れるかどうかはよく分からないです。ああいうのは日進月歩というか、ハッカーのテクニックは日々更新されていきますので、ひょっとしたら脆弱な部分があるのかもしれませんけれども。

 

記者(共同通信):

 ありがとうございます。

市町村合併について

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 時事通信さん。

 

記者(時事通信):

 大阪の泉佐野市と泉南市が将来の合併を視野に検討する研究会を発足するということを発表したのですが、奈良県はご存じのとおり、平成の合併では、協議自体は複数の市町村で進んだんですけれども、最終的に合併に至ったっていうのはすごく限定された市町村だけだったと思いますが、少子化によって財政基盤が弱くなるとか、そういったことが今後懸念されると思うのですが、知事としてはこうした動きはどのように考えていらっしゃいますか。

 

知事:

 市町村合併については、あくまで市町村にお住まいになられる住民が決めることでありますので、知事の立場でどうすべきなどを申し上げるのは控えたいとは思いますけれども、一般論としていえば、やっぱり市町村の人口がどんどん少なくなっていけば、なかなか色々な面で十分な行政サービスが提供しにくくなるということ自体は、一般論としてはそのとおりかなというふうに思います。

 

記者(時事通信):

 奈良は、奈良モデルとかを今も行っていると思うのですが、県として市町村合併を今後検討する自治体があるとしたときに、その支援策というか、財政的な面も含めて、現時点での考えがあれば、教えてください。

 

知事:

 県が独自に支援するということですか。

 

記者(時事通信):

 そうです。

 

知事:

 ああ、それは考えておりません。当然また平成の大合併のときのように、国のほうで何らかの方策は講じられるのではないかなというふうに思っております。

 

記者(時事通信):

 国のほうに何か今後、もしかしたら知事会のほうとかでも要望していくことがあるのかもしれないですが、もしくは県として独自で何か国に要望するとか、その辺りはいかがですか。

 

知事:

 今、奈良県下でこことここが合併したいっていうふうに言っているところがあるわけではないですよね。そういうところがあれば、以前のような合併特例債のようなものをもう一回制度化してほしいというような要望を国に上げるということは当然生じてくると思いますけれども、今現時点で特にそういう動きは本県の中ではないので、私のほうからというか、奈良県のほうから総務省にそういう要望を上げるということは今の段階では考えておりません。

 

記者(時事通信):

 分かりました。ありがとうございます。

農林水産大臣の発言に関する受け止めについて

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 NHKさん。

 

記者(NHK):

 農水大臣の予算カットの発言が問題になっているかと思いますが、知事の所見を伺ってもよろしいでしょうか。

 

知事:

 国政のことに関しては、いつも申し上げていますが、コメントは控えたいと思います。

 

記者(NHK):

 知事も特別交付税など出したりするような立場だったり、ある意味、予算を握っているところもあるとは思いますが、その立場としての考えを伺えますでしょうか。

 

知事:

 選挙の結果で補助金や交付金とか特別交付税の額など、そうしたものが左右されるのはあってはならないと思いますね。

自民党と維新の連立について

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 読売新聞さん。

 

記者(読売新聞):

 国政では自民党と維新の連立が組まれておよそ1年を迎えますが、そういった枠組みの中で、維新公認知事としてこの1年、特に予算のお願いだったり、要望活動だったりでメリットがあったりとか、スムーズにいったとか、そのようなことはありますでしょうか。

 

知事:

 これは先ほどの話と同じで、どういう過程で予算がついたりつかなかったりするのかというのは、正直よく分からないところがあります。ただ、京奈和自動車道の予算が増えたことは事実です。それは、私どもの要望活動が功を奏したと考えています。

 

記者(読売新聞):

 要望活動をとにかく丹念に、熱心にやったことが全てだということでしょうか。

 

知事:

 そうだと思います。

 

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 朝日新聞さん。

 

記者(朝日新聞):

 1点確認ですけれども、以前、維新の会に公認申請を提出されたということですけど、もう公認されたということでしょうか。

 

知事:

 まだその連絡は来てないですね。

奈良県に関する国予算について

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 毎日新聞さん。

 

記者(毎日新聞):

 連立以降の予算に関連して、令和5年度に就任されて、令和6年の道路関係の当初予算が結構大幅に減っていったような気がするのですが。

 

知事:

 そういう認識はありません。

 

記者(毎日新聞):

 数字だけ見たら、結構減っているのですけど、なぜ減ったかとか臆測や想定される理由とかは何か考えられますでしょうか。

 

知事:

 いや、その減ったというのは事実なのかどうか、ちょっと分からないです。

そもそも事業量が増えたり減ったりするので。何か政治的なもので増えたり減ったりするのではなくて、基本的にはその年の事業量が多かったり、その年の事業量が少なかったりして減るというのはあって、政治的なことがあるのかないのかは私もよく分かりませんけれども、私の認識として、令和6年度に予算が減ったという認識はないですけどね。エビデンスを示して質問してください。

奈良県中小企業等賃上げ促進事業給付金の申請状況について

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 産経新聞さん。

 

記者(産経新聞):

 従業員1人当たり5万円の賃上げをするところに対して補助をするのですが、一応今月末までが締切りだったと思いますが、今現状どうなっていますでしょうか。

 

人材・雇用政策課:

 現在、354件の申請がございます。金額ベースでは1億5,000万円ほどの申請状況となっています。

 

知事:

 予算は幾らでしたか。

 

人材・雇用政策課:

 10億です。まだまだ募集中です。

 

知事:

 募集はいつまでですか。

 

人材・雇用政策課:

 10月31日までです。

 

記者(産経新聞):

 従業員全部で2万人用意しているはずなので、今、何人分ぐらいでしょうか。

 

人材・雇用政策課:

 人数ベースでは約3,000人いただいております。

 

記者(産経新聞):

 もうちょっとてこ入れをしたほうがいいかもしれないですね。

 

人材・雇用政策課:

 個別紹介等含めて、PRをもうちょっと強化していきたいと思っております。

(仮称)医大新駅周辺まちづくりについて

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 読売新聞さん。

 

記者(読売新聞):

 先日も協議会がありましたが、医大新駅の周辺のまちづくりで、まだ入札公告は出ていないですが、事業者の募集が始まることになるかなと思いますが、そちらでさらにまちづくりが進展することへの期待や、事業者にどんどん応募してほしいという思いがあると思いますが、呼びかけがあればお願いできますでしょうか。

 

知事:

 かなり大きなプロジェクトだと思います。駅を造って、アリーナを造って、駅前広場を両側に整備して、そして、東側のほうには駐車場なり、商業施設を造るということで、医大利用者や周辺住民の利便性というのは非常に大きく高まるものだと思っておりますので、ぜひとも事業者には積極的に名のりを上げていただいて、応募していただきたいと思っています。

平群町で建設中の大規模太陽光発電所について

記者(読売新聞):

 先日、一部報道でありましたが、平群町のメガソーラーの関係で、9月末時点で調整池の造成工事がほぼ完了したという報道があったのですが、こちらは事実関係を把握されていますでしょうか。

 

知事:

 いつ工事が終わったと。

 

記者(読売新聞):

 9月末時点です。

 

知事:

 担当から報告を受けていないです。

 

司会:

 ほかに質問はございますでしょうか。

 それでは、以上をもちまして本日の知事定例記者会見を終了させていただきます。ありがとうございました。

 

知事:

 ありがとうございました。

 

※発言内容については、読みやすくするために質疑テーマごとにまとめています。

また、発言の趣旨を損なわない範囲で文言を整理する場合があります。

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