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ページ番号:4318
更新日:2026年2月27日
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日本紅斑熱
日本紅斑熱
日本紅斑熱とは
日本紅斑熱は、マダニが保有するリケッチアという病原体が原因のリケッチア症のひとつです。
リケッチアには様々なものがあり、同様の紅斑熱群リケッチア症は世界中で発生しているため、海外渡航の際も注意が必要です。
日本では1984年に患者が初めて報告され、日本紅斑熱とよばれるようになりました。
原因と症状
原因
日本紅斑熱リケッチアをもつマダニに咬まれたときに感染します。
症状
マダニに咬まれてから2~8日ほどで、発熱、発疹、倦怠感などの症状が出現します。
特に発熱、発疹と、マダニに刺された「刺し口」と呼ばれるかさぶたがほとんどの症例でみられます。発疹は、手足や手のひらに多く見られます。
同じリケッチア症のつつが虫病に比べ重症化しやすく、治療が遅れると血管内凝固症候群(DIC)という血液の病気をおこすことがあり、死に至ることもあります。
感染経路
病原体を保有しているマダニに刺されることで感染します。
ヒトからヒトへの感染はありません。
予防方法
予防に有効なワクチンはなく、マダニに咬まれないようにすることが最も大切です。
野外で活動する時は、マダニに咬まれないよう注意しましょう。
草むらや山へ入るときは、長袖、長ズボンを着用し、肌を露出しないようにしましょう。
色の薄い服を着用すると、マダニがついているときに見つけやすくなります。
草むらや山では、地面に直接座ったり、寝転んだりせず、敷物を使うようにして下さい。
マダニを寄せ付けないよう虫除け剤を使用しましょう。
帰宅後は、すぐ入浴し、着替えましょう。入浴時、身体にマダニが付着していないかよく確認して下さい。
マダニに咬まれてしまったら
マダニ類はヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、吸血します。
無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚内に残ってしまうことがあります。
医療機関を受診し、適切な処置を受けて下さい。
治療方法
早い段階で適切な抗菌薬を投与することが重要です。
マダニに咬まれたら、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けて下さい。
参考
- 日本紅斑熱とは(国立感染症研究所)
国立健康危機管理研究機構感染症情報提供サイトのページ - ダニ媒介感染症(厚生労働省)
ダニ媒介感染症のページ - マダニ対策、今できること(国立感染症研究所)
国立健康危機管理研究機構感染症情報提供サイトのページ
その他のダニ媒介感染症
お問い合わせ
奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター内)
〒633-0062 桜井市粟殿1000
電話番号 0744-47-3183