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ページ番号:4336
更新日:2026年2月27日
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手足口病
手足口病
手足口病について
手足口病は、口の中や手足に水疱性の発疹の出る、ウイルスが原因の感染症です。
本疾患は、4歳くらいまでの幼児を中心に、夏季に流行がみられます。
原因と症状
原因
手足口病の原因は、コクサッキーウイルスA6、コクサッキーウイルスA16、エンテロウイルス71などの
エンテロウイルスです。
症状
感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底、足背などに2~3mmの水疱性発疹が出ます。
発熱が患者の約3分の1にみられますが、38℃以下のことがほとんどです。
まれに、髄膜炎、脳炎、急性弛緩性麻痺などの合併症がみられることもあります。
また近年、コクサッキーA6による手足口病では、水疱がこれまでより大きい症例、38度以上の熱が出る症例、
症状が消失してから1ヶ月以内に手足の爪の脱落が起こる症例が報告されています。
感染経路
患者の咽頭、便、水疱内容物などから排泄されるウイルスにより感染します。
特に便中へのウイルス排泄は、症状が治まった後も比較的長い期間続きます。
また、感染しても発病せず、ウイルスを排泄していることもあります。
予防方法
手足口病に有効なワクチンはありません。
手洗いをこまめに行うことが重要です。
手洗いは、流水と石けんを用いて行い、タオルは共用しないで下さい。
乳幼児に対しては、おもちゃ、食器などの共用を避けるようにしましょう。
また、おむつを交換するときは、排泄物を適切に処理し、その後の手洗いを忘れず行って下さい。
治療方法
特別な治療方法はありません。症状に応じた対症療法が行われます。
口の中の痛みから十分な水分や食事が摂りにくくなります。
刺激が少なく、柔らかいものを食べるようにしましょう。
登園・登校について
本人の全身症状が安定している場合、登園・登校可能ですが、ウイルス排泄期間が長いため、排便後や排泄物処理後など手洗いをしっかり行うことが大切です。
参考
- 手足口病とは(国立感染症研究所)
手足口病|国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト - 手足口病に関するQ&A(厚生労働省)
手足口病のページ
お問い合わせ
奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター内)
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電話番号 0744-47-3183