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ページ番号:4329
更新日:2026年2月27日
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A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、いずれの年齢でも起こりますが、特に小児に多い感染症です。
喉の痛みの他、発疹など多彩な症状を引き起こします。
A群溶連菌咽頭炎や溶連菌感染症と呼ばれることもあります。
原因と症状
原因
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、A群溶血性レンサ球菌によって引き起こされます。
A群溶血性レンサ球菌は、伝染性膿痂疹(とびひ)の原因菌としても知られています。
症状
潜伏期が2~5日あり、突然の発熱と全身倦怠感、のどの痛みにより発症します。
のどは赤くなり、痛みが強くでる場合があります。また、嘔吐を伴うこともあります。
舌の状態に変化がみられ、発症初期は舌が白いコケに覆われたようになり、数日後には苺舌と呼ばれる赤いぶつぶつがみられます。
また合併症として、膿痂疹、肺炎、髄膜炎、リウマチ熱、腎炎などを引き起こすことがあるため、注意が必要です。
3歳以下や成人では、典型的症状を示す症例は少ないとされています。
感染経路
患者の咳やくしゃみによって飛び散る飛沫を口や鼻から吸い込み感染します。
また、患者と握手、だっこ、キスなど直接接触した場合や、患者の病原体の付着した手で触れたドアノブ、遊具、手すりなどに触れ、間接的に接触した場合に感染することがあります。
予防方法
有効なワクチンはありません。
予防として、最も大切なことは患者との濃厚接触を避けることです。
基本的な予防方法の手洗い、うがいも励行しましょう。
治療方法
抗菌薬を用いた治療が行われます。医師や薬剤師の指導に従い、きちんと服薬するようにしてください。
咽頭痛がある場合には、早めの受診を心がけることも大切です。
のどの痛みがひどい場合には、のどごしが良く、刺激の少ないものを食べ、水分補給もしっかり行いましょう。
登園・登校にについて
学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまでの期間の出席停止。
参考
- A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは(国立感染症研究所)
A群溶血性レンサ球菌感染症|国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト
お問い合わせ
奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター内)
〒633-0062 桜井市粟殿1000
電話番号 0744-47-3183