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ページ番号:14840
更新日:2026年2月27日
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新宮山古墳
しんぐうやまこふん
記入年月日 2017年11月9日

横穴式石室実測図


| 所在地 |
御所市大字稲宿地内 |
|---|---|
| 区分 | 遺跡|古墳 |
| 指定内容 |
県指定史跡 |
※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。
歴史文化資源の概要
直径25m程度の円墳とみられますが、北東方向に前方部が取り付く可能性もあります。埴輪、葺石等外表施設の存在は知られておらず、副葬品についても不明です。南東方向に両袖式の横穴式石室が開口します。玄室側壁は原則三段積みを意識したもので、使用石材も巨石化が進行しつつあります。しかし奥壁は各段を一石で構成するに至らず、また袖石は大形で単石を志向するものの直接に天井石を支えるまでには至っていません。以上の石室の特徴から、本墳は6世紀後葉の築造とみられます。玄室には奥棺と前棺の2つの石棺が納められていますが、奥棺は緑泥片岩製箱形石棺で、内面の朱が鮮やかです。緑泥片岩は吉野川で産出する地元の石材です。一方、前棺は竜山石製の刳抜式家形石棺である点が注目されます。竜山石は加古川中流域の兵庫県高砂市で産出します。通常は刳抜式家形石棺の方が格が高いので、初葬である奥棺となりますが、本墳の場合には逆転しています。この点については、当初から2棺の合葬が予定され、手前に家形石棺を納めるスペースを、より上位の被葬者のために確保していたとみるのが妥当です。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
横穴式石室の典型。箱形石棺・家形石棺も立派です。それぞれの標識的存在といえます。
「記紀・万葉集」との関連とその概要
被葬者は巨勢氏の盟主。被葬者の候補として複数の人物が知られるので特定はできません。
当資源と関連する歴史上の人物とその概要
巨勢氏
当資源と関連する文献史料
古事記、日本書紀
他地域の関連する歴史文化資源
樋野権現堂古墳、水泥北古墳、水泥南古墳、條ウル神古墳、市尾墓山古墳、市尾宮塚古墳
| 問い合わせ先 |
御所市教育委員会文化財課 |
|---|---|
| 電話番号 |
0745-60-1608 |
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