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ページ番号:14595
更新日:2026年2月27日
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旧松井家住宅(旧所在 奈良県室生村上笠間)
きゅうまついけじゅうたく
記入年月日 2018年11月3日

旧松井家住宅 正面

旧松井家住宅 外観

旧松井家住宅 くちのま
| 所在地 | 大和郡山市矢田町545番地大和民俗公園構内 |
|---|---|
| 区分 | 建造物|住居建築 |
| 指定内容 | 国指定重要文化財 |
※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。
歴史文化資源の概要
もと、宇陀郡室生村上笠間にあった農家です。当家の口伝によれば、その昔、代官を務めた子孫と伝えています。この主屋の建築年代は、間取り、構造などからみても、解体中に発見された文政13年(1830年)3月記の祈祷札から下らない頃に建てられたものと認められます。間口5間半、奥行き4間の規模で、入母屋造の茅葺きでふきおろした、素朴な外観です。間取りは、向かって右半が土間、左半は居室4室。土間には表側の隅に馬屋(牛小屋)、この東側に風呂場が付設されています。さらに、土間奥には板敷きのひろしき・かまど・流しを設けています。居室の4室は、表側の上手の部屋には床・仏壇・押入がついています。また、吹き放しの縁が表裏につき、このうち表側の西端に便所を設けています。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
室生村上笠間は、当村山間を通る伊勢3街道のうち、笠間越えと称する街道が、当地中央部を東西に通っていました。当主屋は、この街道を見降ろす丘陵の中腹に、南南東を正面に建てられていました。この建物の特色は、平面は間口方向に食い違う四間取りで、前座敷型三間取りから発達した間取りになっている点です。さらに、表側の上屋筋に柱を立て、せがい風の小天井を造り、背面の柱筋では差物・梁で受けて柱を抜き、居室と土間を広く取り込む構造になっています。また、間仕切り箇所には突き止め溝を多用するほか、居室裏側の床が簀の子床となるところなど、東部山間の民家の変遷をよく示しています。
| 問い合わせ先 | 奈良県立民俗博物館 総務課 |
|---|---|
| 電話番号 | 0743-53-3171 |
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