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ページ番号:14591
更新日:2026年2月27日
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旧西川家土蔵(旧所在 奈良県天理市二階堂)
きゅうにしかわけどぞう
記入年月日 2018年11月3日

旧西川家 土蔵


| 所在地 | 大和郡山市矢田町545番地大和民俗公園構内 |
|---|---|
| 区分 | 建造物|住居建築 |
| 指定内容 | 国指定重要文化財 |
※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。
歴史文化資源の概要
もと、天理市二階堂北菅田町にあった農家の土蔵です。この土蔵は、当家では高蔵と呼ばれ、衣類・食器などを収納していました。他に米蔵・北蔵がありましたが、先に解体されて、この蔵だけが残っていました。構造は、重要文化財の「旧臼井家住宅」の内蔵と類似しており、建築年代は明らかではありませんが、幕末頃と推定されます。間口2間(3.94m)、奥行き1間半(2.98m)、二階建ての切妻造で、屋根は本瓦葺き、外壁は大壁白漆喰塗り、内壁は貫外面での中塗り仕上げ、小屋組は棟木・母屋・桁とも丸太材で、屋根裏の構造を見せる化粧屋根裏としています。一階床は、梁行き方向に床板を張り、二階への昇り階段は箱階段(引き出しや地袋など、収納装置のある階段を兼ねた家具)の上にさらに段ばしごを付けており、二階の床は、各柱毎に胴差しをいれ、その上に床板を桁行き方向に張ってあります。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
西川家は、奈良から橿原を結ぶ旧街道(中街道)に面して建てられ、江戸時代には「庄屋彦兵衛」と呼ばれ、この地の庄屋を務めました。この建物は、奈良盆地の農家住宅における典型的な内蔵といえ、復原にあたっては、土蔵の伝統工法を忠実に再現しています。火事などの非常事態や、急激な寒暖湿度変化から家財を守る土蔵は、建築時に手間がかかることから、その社会的地位をあらわすものとなり、白壁仕上げや細部の意匠にも格調が重んじられました。重厚な土蔵の佇まいは、奈良盆地の集村型農家住宅の彩りともなっています。
| 問い合わせ先 | 奈良県立民俗博物館 総務課 |
|---|---|
| 電話番号 | 0743-53-3171 |
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