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ページ番号:25230

更新日:2026年7月23日

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クビアカツヤカミキリの被害拡大防止

件名 クビアカツヤカミキリの被害拡大防止

みなさまから寄せられたご意見

本日、大和高田市の高田川沿いの桜並木を確認したところ、多数のクビアカツヤカミキリの成虫が桜の木に発生している状況を確認しました。また、被害は一部の樹木にとどまらず、私が確認した範囲では被害を受けていない桜を見つけることができないほど広範囲に及んでいます。フラスの排出、樹勢の衰退、枯死木が各所で見られ、被害は極めて深刻な段階に達していると感じています。特に懸念しているのは、今回確認した大量の成虫が県内各地へ飛散し、新たな被害地域を生み出すことです。高田川で現在起きている状況は、奈良県全体にとっての警告であると考えます。奈良県には日本を代表する桜の名所である吉野地域があります。吉野山の桜は奈良県のみならず日本の文化的景観を象徴する存在です。しかし、県内でクビアカツヤカミキリが拡大を続ければ、将来的に吉野地域へ侵入する危険性は決して無視できません。被害が確認されてから対策を始めるのでは遅く、予防的な対応が必要であると考えます。つきましては、

・県内被害地域の緊急調査・成虫発生状況の広域把握

・市町村を超えた防除体制の構築・吉野地域および周辺地域の重点監視

・被害拡大予測と対策方針の公表

を早急に進めていただきたく要望いたします。
現在の高田川沿いの状況は、数年後の奈良県全体の姿になりかねません。奈良県の貴重な桜資源を守るため、強い危機感を持って対応していただくことを切にお願い申し上げます。また、本件に関する県の現状認識および今後の対応方針についてご回答いただければ幸いです。

受付年月日:2026年6月15日

回答

クビアカツヤカミキリは、幼虫がサクラ、ウメ、モモ等のバラ科樹木を食害し、樹木の枯死を招くおそれがあるため、外来生物法に基づく特定外来生物に指定されており、県といたしましても深刻な問題であると認識しております。奈良県では令和元年に初めて被害が確認され、令和8年2月末までに県内28市町村で被害が確認されているところです。
県では、被害確認以降、「奈良県クビアカツヤカミキリ確認マニュアル」を整備し、被害情報をGISで管理・公表するとともに、「奈良県クビアカツヤカミキリ防除実施計画」を策定し、市町村職員や県職員向けの防除講習会や市町村間の広域防除連携会議の開催、県民防除ボランティア「サクラ見守り隊」による早期発見・成虫駆除、奈良スーパーアプリでの被害報告の受付など様々な取組を行ってきました。
また、ご指摘のとおり吉野山の桜は、世界遺産の構成要素として重要な文化的・景観的価値を有しています。県としても特に重点的に対策を講じる必要があると認識しており、環境省、吉野町、地元住民の皆様等と連携し、モニタリング調査や防除措置を実施しています。
しかしながら、依然として被害が拡大しているため、今後一層、対策を強化したいと考えています。
被害の早期発見・早期防除に向け、引き続き県民の皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

担当課

環境森林部 景観・自然環境課

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