印刷

ページ番号:7592

更新日:2026年2月27日

ここから本文です。

モモの病害

このページの画像は奈良県病害虫防除所が所有する画像です。無断転用を禁止します。

縮葉病

被害の特徴と発生形態
葉がかき餅のようにふくれ表面に白い粉をふいたようになる。病菌の胞子は枝幹に付着して越冬する。翌春展葉期のみに発生し、20℃以上になると発生しなくなる。寒冷の年に多く、展葉期に降雨が多いと発生が多くなる。

縮葉病のモモの葉

黒星病

被害の特徴と発生形態

胞子又は菌糸で枝梢の病患部で越冬し、5月上旬~6月下旬に多く感染し、果実、枝梢、葉に発生し、果実には緑黒色のかびのある円形病斑を生じ、枝には赤褐色の円形病斑を生じる。晩生種に多く、ウメ、アンズにも発生する。

黒星病のモモの実

せん孔細菌病

被害の特徴と発生形態

越冬菌が枝の一部を紫褐色にし、後に亀裂を生じる。4月中旬頃より発生する。葉、枝、果実を侵し、葉では初めに淡黄色かすり状の斑点が現れ、病斑は褐~灰褐色に変わりながら拡大し、古くなると穴があく。果実では水浸状の病班を生じ、後に深い亀裂のある褐色となり時々ヤニを出す。風当たりの強い園や高湿度の出現時間の長い園で発病が多く、風を強く受けた後に発病が著しく増加する。

せん孔細菌病のモモの実

灰星病

被害の特徴と発生形態
主として成熟果に発病し、淡褐色で水浸状の病班を生じ、表面に灰色の粉っぽいかびを生じる。灰星病は菌そうが小班状になり進展が非常に早い。花腐れが目立ったり、収穫期前20日間の気温が15~27℃の範囲で、降水量・降雨日数が多いときに発生しやすい。

灰星病のモモの実

炭そ病

被害の特徴と発生形態
果実、枝に発生し、果実には褐色のへこんだ病斑を生じる。被害枝の組織内で越冬し、開花期前後から枝上に胞子を作る。雨滴と共に飛散し伝染するが発病は落花直後から6月までと成熟期にも見られる。

ホモプシス腐敗病

被害の特徴と発生形態.
果実に褐色の病斑を生じ、拡大して表面に汚白色の小粒を密生する。病原菌は枝上で越冬し、雨水によって胞子が飛散し、伝染する。成熟果だけに発病し、収穫果に多いが、感染は樹上で起こっている。

うどんこ病

被害の特徴と発生形態
子のう殻で越冬し、展葉期頃から1次伝染が起こる。葉は白い病斑を中心に波打つ。果実には幼果期に発病し、果形がゆがみ、肥大と共に裂果することがある。

うどんこ病のモモの実

灰色かび病

被害の特徴と発生形態

病原菌は多犯性で、自然界のいたるところに胞子がある。開花期に雨が多いと、花弁や花たくがまず侵され、ついでこれが付着した幼果が侵される。熟果にも発病し、灰色のかびを生じる。

灰色かび病のモモの実

→大きな画面で見る植物の病害虫トップへもどる

ピックアップ

 
 

おすすめサイト