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ページ番号:23854
更新日:2026年6月1日
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特集
2026年6月号
特集2 地方独立行政法人 奈良県立病院機構
地域の医療を支える、奈良県立病院機構
“医の心と技”を最高レベルに磨き、県民の健康を生涯にわたって支え続けます。
がんや循環器病などにおける、高度で専門的な医療を県民に提供することを目的として、平成26年に奈良県立病院機構を設立しました。現在機構は、北和地域の核となる奈良県総合医療センター、西和地域の医療を支える奈良県西和医療センター、回復期医療の基幹病院である奈良県総合リハビリテーションセンターの3つの病院と、奈良看護大学校、医療専門職教育研修センターの2つの教育研修施設を一体的に運営し、県の医療を支えています。
また、県民の命を守るという使命のもと、「断らない救急」を方針として掲げています。さらに、かかりつけ医といった地域の医療機関とも密に連携するなど、県民が安心して暮らすことができる環境を整えることに貢献しています。
奈良県立病院機構HPはこちら http://www.nara-pho.jp
奈良県総合医療センター 

院長 髙 済峯さん
当センターは、近畿圏で最初に膵臓がん、肝臓がんのロボット支援手術を開始して、健康保険適用の認定を受けた施設です。高度急性期医療とともに、救急に関しても、県北部の「最後の砦」を担う存在として、あらゆる疾患に対応できる体制を24時間365日整えています。県外に行かずとも、ここ奈良の地で、時代が求める高いレベルの治療を受けることができます。これからも、県民の大切な命を守る役割を果たしてまいります。
ロボット支援手術をさまざまな領域で

産婦人科 副部長
谷口 真紀子さん
内視鏡手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」を用いた手術は、医師が立体画像を見ながら、遠隔操作でアームを動かして行うことが特長で、精密な手術が可能です。当センターは、平成24年に県で初めて手術支援ロボットを導入し、さまざまな領域の手術を行ってきました。私の専門である婦人科でも、子宮筋腫などの良性疾患や早期の子宮体がんなど、子宮の疾患に対するロボット支援手術を行っています。ロボット支援手術は、開腹手術はもちろん、一般的な腹腔鏡手術よりも出血や痛みが少なく、手術中・手術後の患者さんへの負担も軽減されます。また、傷跡も小さく、目立たないというメリットもあります。

ロボット支援手術を行う
泌尿器科 部長 鳥本 一匡さん
奈良県西和医療センター

院長 土肥 直文さん
西和地域と香芝市・広陵町の基幹病院として、救急をはじめ、脳卒中・循環器病、がん、運動器疾患などの幅広い診療を行っています。病床数は300床で、高い技術を持った医師が多く在籍し、「ダ・ヴィンチ」など最新の医療機器を用いた治療にも力を注いでいます。職員一丸となって、三室の地で地域の皆さんの健康を支えていますので、気になる症状がありましたら、受診してください。
安全かつ負担が少ない最新の手術で不整脈を根治

循環器内科 不整脈専門医 藤本 源さん
不整脈(心房細動)は誰にでも起こり得る病気で、そのままにしておくと心不全や脳梗塞のリスクが高くなると言われています。私が行う「パルスフィールドアブレーション」は、心臓の筋肉に直接パルスを当て、不整脈の原因を取り除く最新のカテーテル治療で、心臓周囲の臓器や神経に悪影響を及ぼさない、安全性の高い手術です。合併症が起こる割合も少なく、傷口もそれほど大きくありません。さらに、体への負担も少ないので、普通の生活にも早く戻ることができます。不整脈の治療法はさまざまですが、手術が必要となった場合は、当センターで対応が可能です。また、検診などで異常を指摘された方や、胸がドキドキするなどの違和感がある方は、受診をおすすめします。
奈良県総合リハビリテーションセンター

院長 林 雅弘さん
歩行リハビリテーション支援ロボットなどの先進的な機器を導入し、病棟は令和7年度から全100床を回復期リハビリテーション病棟に転換するなど、質の高い専門的なリハビリテーションを実施しています。また、外来診療では、内科による一般内科疾患の診療、脳神経内科による診療、整形外科による運動器疾患の診療を行っています。気になる症状がありましたら、遠慮なく受診してください。
脳血管障害の原因となる生活習慣病などの改善に尽力
総合リハビリテーションセンターという名称から、リハビリのみを行っている病院と思われがちですが、内科は地域のかかりつけ医として気軽に受診いただけます。特に循環器系に強く、私も高血圧専門医として、患者さん一人一人に寄り添った診療を行っています。脳血管障害の原因となる高血圧などの生活習慣病は、早くからきちんと管理することが必要です。また、心不全や脳梗塞の原因となる不整脈は、いち早く治療することが重要です。健康診断などで再検査が必要となったり、体調に不安がある方は、当センターを受診してください。また、今年4月から、脳血管疾患や頭部外傷後、自動車運転の再開を希望する方を対象に「運転評価外来」も開設しています。ご希望の方は、当センターまでご相談ください。

内科 副院長 佐々木 理恵さん
奈良看護で 患者さん、ご家族に寄り添います
奈良時代、光明皇后は、千人の人を自ら洗い清め、貧しい病人を救う医療施設と貧困者や孤児のための救済施設を設けました。私たちは、この光明皇后の慈愛の精神を「奈良看護」と名付け、豊かな知識と確かな技術、奈良に受け継がれる優しい心を融合し、患者さんを全人的に理解し、寄り添う看護を実践しています。また、教育機関である「奈良看護大学校」でも「奈良看護」を教育理念として掲げ、奈良で働くことを誇りに思う看護師の育成に取り組んでいます。
(右)法人統括看護管理者 竹之内 美栄さん
(左)奈良看護大学校 校長 濱田 明日香さん
看護師採用試験の情報はこちら
http://nara-pho.jp/recruit/exam-information/
奈良看護大学校オープンキャンパスの情報はこちら
https://nara-pho-nursing-college.jp/tour/
問い合わせ:地方独立行政法人 奈良県立病院機構
電話:0742-81-3400
FAX:0742-81-3404