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ページ番号:23294

更新日:2026年5月1日

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大河ドラマ

2026年5月号

第6回 お茶と奈良 戦国武将に心の安らぎ

 茶道発祥の地 赤膚(あかはだ)焼も発展 1
 茶筌(ちゃせん)も茶の湯文化を支える 

5月は新茶の季節。奈良県は茶道発祥の地とも言われています。豊臣秀長・秀吉もお茶と深いつながりがあったことをご存じですか?千利休をはじめとする茶人たちとも親交が深かった2人は、お茶会好きで、お茶席を政治の場としても利用したとされています。秀長に仕えた小堀正次(こぼりまさつぐ)の子で茶人として有名な小堀遠州(こぼりえんしゅう)は、後に武家茶道の一大流派・遠州流を開きました。また大和郡山市には、石州流茶道の祖・片桐石州(かたぎりせきしゅう)が創建した慈光院(じこういん)があります。遠州の跡を継ぐ存在とも言える石州は、千利休の子・道安の門下、桑山宗仙(くわやまそうせん)(貞晴(さだはる))に茶を学んだと伝わっています。
 さらに奈良市の丘陵地帯で作られていた赤膚焼は、秀長が尾張国(愛知県)の常滑(とこなめ)から陶工(とうこう)を招き、赤膚山(奈良市五条山周辺)で窯を開かせたことが大きなきっかけと伝えられています。生駒市高山地区は茶筌(茶筅)の産地として有名です。室町時代、村田珠光(むらたじゅこう)の求めに応じて鷹山宗砌(たかやまそうせつ)が茶筌を作ったことが始まりとされ、現在も国内生産の大半を担い、茶の湯文化を支え続けています。戦国の世から大和統一へ、そして「わび・さび」の文化が育まれた時代の息吹を感じることができます。新茶の香りとともに、奈良の歴史と文化を感じてみませんか。

問い合わせ:県地域観光課 ☎0742-27-8482

 

赤膚焼体験
伝統を受け継ぐ窯元で、貴重な赤膚山の土を使って約2時間の陶芸が体験できます。
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【手びねり】奈良の伝統工芸 赤膚焼の陶芸体験4
■料金:3,800円
■場所:赤膚焼 大塩正士陶房(奈良市高天町)
問い合わせ: ☎︎0742-23-8000

アンバサダー 井阪郁巳(いさかいくみ)さんも体験 YouTubeをチェック!

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お抹茶接待

慈光院の重要文化財の広間で史跡・名勝指定の庭園を眺めながら一服できます。

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お抹茶接待
■拝観料(お抹茶接待を含む):個人(小学生以上)1,000円(要予約)
■場所:慈光院(大和郡山市小泉町) 問い合わせ: ☎︎0743-53-3004

 

茶筌作り体験

生駒市の高山地区では室町時代から一子相伝で受け継がれる茶筌作りが体験できます。

茶筌作り(お抹茶・お菓子付)8
糸掛けから仕上げまでを体験します。

料金:白竹:黒糸(スタンダード)6,000円(税込)から
■場所:翠華園 谷村弥三郎(生駒市高山町)
問い合わせ: ☎︎0743-78-0053

いずれも体験には予約が必要です。詳細は各所のホームページなどをご確認ください。

歴史的解釈には諸説あります。

 

マンガ【きみとなら】第6話
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秀長は郡山に商業の独占を認め、商人を集めて経済発展を促し、
「箱本制度」の礎をつくりました。
マンガ:チャンキー松本

 

 

 

 

 

 

問い合わせ:県地域観光課 ☎0742-27-8482