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ページ番号:716
更新日:2026年2月27日
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希少種カテゴリー
■主な選定された種の解説(希少性を観点に設定したカテゴリー)■
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哺乳類 |
食肉目(ネコ目) |
イヌ科 |
奈良県 |
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オオカミ |
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Canis lupus |
環境省 |
絶滅 |
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1905年の吉野郡東吉野村鷲家口での捕獲(標本は大英博物館所蔵)を最後に個体の確認記録はなく、絶滅したものと考えられる。かつては本州の各地方、四国、九州の山地に広く生息していたと考えられるが、詳細は不明である。森林開発や狩猟による餌動物の減少に加え、ジステンバーなどの伝染病が流行し、絶滅に追い込まれたと考えられる。国内に保存されている標本はわずかに3体で、そのうち和歌山大学に保存されているものは、1903年もしくは1904年に吉野郡十津川村で捕獲されたものといわれている。 三重県RDB:絶滅 |
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哺乳類 |
食肉目(ネコ目) |
イタチ科 |
奈良県 |
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カワウソ |
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Lutra lutra |
環境省 |
絶滅 |
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1965年に国の特別天然記念物に指定されている。 三重県RDB:絶滅 |
写真なし |
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哺乳類 |
食肉目(ネコ目) |
クマ科 |
奈良県 |
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| ツキノワグマ | |||||
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Ursus thibetanus |
環境省 |
絶滅のおそれのある地域個体群 |
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他の分布域の個体群と分断・孤立化しており、東北から北陸地方産に比較すると小型で、体長110~130cmといわれている。単独で行動し群れは作らず、完全な冬眠に入ることはないとされている。吉野郡西吉野村-天川村-川上村を結んだ線より南部の山地部に分布しており、アンケート調査等によると最低46頭、最大332頭といわれている。林業被害を理由に駆除されてきたため生息数が減少しており、平成6年より捕獲禁止措置が執られている。 三重県RDB:絶滅危惧1B類 |
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鳥類 |
タカ目 |
タカ科 |
奈良県 |
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| イヌワシ | |||||
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近畿地方 |
危機的絶滅危惧種 |
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Aquila chrysaetos |
環境省 |
絶滅危惧1B類 |
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急斜面に岩崖や大きな樹木が発達した山林に営巣し、林内だけでなく林縁部や草地・農耕地において、ヘビ類、ウサギ等の中型哺乳類、ヤマドリ等の比較的大型の鳥類などを採餌している。主に県南部において留鳥として周年生息し繁殖しているが、森林伐採や餌動物の減少による生息環境の消失により急減し、生息個体数は1桁と推測される。 三重県RDB:絶滅危惧1A類 |
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両生類 |
無尾目 |
アカガエル科 |
奈良県 |
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| ナゴヤダルマガエル | |||||
| Rana porosa brevipoda |
環境省 |
絶滅危惧2類 |
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体長はオスで56mm、メスで63mm程度で、重複して分布するトノサマガエルより体は小さく、手足が短く、鳴き声も大きく一声が長いことで区別される。河川敷や水田に生息し、ほとんど生涯、水辺から離れず、低湿地が生息に必要な条件となる。県内では、奈良盆地や大和高原の一部で確認されているが、水田の減少や河川敷の開発、外来種であるウシガエルによる捕食などにより、一部の生息地での絶滅など、個体数は激減している。 三重県RDB:準絶滅危惧 |
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魚類 |
サケ目 |
サケ科 |
奈良県 |
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| ヤマトイワナ(キリクチ) | |||||
| Salvelinus leucomaenis japonicus |
環境省 |
絶滅のおそれのある |
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ヤマトイワナのなかでも、十津川水系のものは、地域個体群として孤立し、形質を特化させているため、“キリクチ”と特別な和名を与えられている。野迫川村の川原樋川、天川村の天川の2水系で確認されており、流域森林の伐採による生息渓流の水温上昇や密猟、競争種(アマゴなど)の放流などにより、危機的状況に追いやられている。 兵庫県RDB:Aランク |
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魚類 |
コイ目 |
コイ科 |
奈良県 |
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| ニッポンバラタナゴ | |||||
| Rhodeus ocellatus kurumeus |
環境省 |
絶滅危惧1A類 |
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護岸されていない水路やため池などの自然性の高い止水域などに生息する。かつては奈良盆地でも広く見られたと思われるが、近縁種であり、外来種であるタイリクバラタナゴとの競合並びに交雑、あるいは河川開発や水質悪化といった環境悪化により分布域の縮小、個体数の減少を招いている。現在、確認されている生息地は、大阪府東部、香川県北部と九州中北部のみといわれている。 滋賀県RDB:絶滅種 |
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爬虫類 |
カメ目 |
イシガメ科 |
奈良県 |
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| ニホンイシガメ | |||||
| Mauremys japonica |
環境省 |
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低地よりも山地やその周辺の河川や池沼及び水田などに生息しているが、水辺から離れかなりの距離を移動することがある。県内では、奈良盆地や大和高原で生息が確認されている。肉食性に近い雑食性で、秋から春にかけて交尾し、6,7月頃に一度に6個前後の産卵をする。甲らは背側が黄土色で、腹側は黒色で、甲らのしり側の縁がギザギザしているが特徴である。宅地開発などによる生息地の破壊や、圃場整備などによる池沼・水田の改修などが個体数維持に対する脅威となっている。 大阪府RDB:要注目 |
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鳥類 |
スズメ目 |
ツグミ科 |
奈良県 |
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| コマドリ | |||||
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近畿地方 |
準絶滅危惧種 |
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| Aquila chrysaetos |
環境省 |
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本県では夏季に渡来し、繁殖している。県南部の大峰山系、大台山系など、比較的標高の高いところにある広葉樹林・針広混交林の林内、特に林床にササのある谷筋に営巣し、昆虫やクモ類などを採餌する。県内の生息個体数は多いが、森林伐採あるいは林相の貧弱化による生息環境消失により、急減している。昭和41年に、県民のハガキ投票によって、最高票を獲得し「県の鳥」に指定されている。 滋賀県RDB:希少種 |
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魚類 |
ダツ目 |
メダカ科 |
奈良県 |
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| メダカ | |||||
| Oryzias latipes latipes |
環境省 |
絶滅危惧2類 |
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水田とそれにつながる用水路、ため池などの流れの緩やかなところを好み、かつては日本の田んぼのシンボルフィッシュだった。雑食性で、緑藻類を好むほか、プランクトンや小さな落下昆虫なども食べる。コイ科の稚魚や外来種のカダヤシなどをメダカであると勘違いされるが、背びれがかなり後ろにあり、尻びれが大きくその付け根が長いところで判別できる。水質悪化や圃場整備による用水路整備、乾田化、外来魚による食害などの原因によって全国的にその分布域が縮小し続けている。県内では奈良盆地の水田やため池を中心に比較的安定した個体数が確認されている。 三重県RDB:準絶滅危惧 |
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