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更新日:2026年2月27日
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大切にしたい奈良県の野生動植物(植物・昆虫類)のレッドリストが決定
更新日:平成20年06月05日
奈良県内に生息する大切にしたい奈良県の野生動植物のリストが決定
植物、昆虫類にかかる選定種目録(いわゆる“レッドリスト”)の決定
奈良県では、「本県に生息する野生生物の現況を調査し、貴重な野生生物種を選定・評価することにより、地域の自然特性を明らかにし、県民の郷土愛の高揚や自然保護思想の普及啓発を図る」という目的で、平成15年度から「大切にしたい奈良県の野生動植物-奈良県版レッドデータブック-」を作成するための調査を実施しております。この間、平成17年11月に脊椎動物(哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類)にかかる選定種目録、いわゆる“レッドリスト”を公表しましたが、このたび、引き続いて植物(維管束植物、植物群落)、昆虫類にかかる選定種目録が決定されました。
野生動植物を専門とする委員の方々が中心となり、文献や標本による生息・生育情報の確認、現地調査による情報の集積などを行い、5年をかけて珍しい、あるいは大切にしたい野生動植物の選定・評価をしたところです。
その結果は、次のとおりです。
記
- 選定までの経緯
- 【平成15年度】
- 奈良県レッドデータブック策定委員会及び同分科会を設置
- 選定基準、カテゴリーの策定
- 文献・標本調査開始
- 【平成16年度】
- 現地調査開始
- 【平成17~18年度】
- 引き続き、文献・標本調査、現地調査の継続
- 【平成17年度】
- 選定種目録の作成(選定基準に基づき選定)
- 選定種の評価の実施(カテゴリー区分に基づき評価)
- 【平成15年度】
- 選定基準
- カテゴリー区分
- 選定された種・群落の数(PDF:58KB)
- 奈良県選定種目録(レッドリスト公表(平成19年11月)以降、情報集積や新たな知見等に基づき変更がありました。(変更一覧(PDF:91KB))
- 選定された要因(個体数減少の要因)のなかで、植物・昆虫類について特徴的なもの
- 開発や乱獲など人間活動に伴うもののうち愛好家や業者による過剰な捕獲・採取
- 里地里山などへの人間の働きかけの減少による生息・生育地の荒廃
- ニホンジカの過度の摂食による下層植生の衰弱化や個体数そのものの減少
- 選定された種・群落のなかで代表的なものの解説
- 今後の予定
当該事業の成果から、県内に生息・生育する希少な野生動植物の現況が判明しました。県民の誇りである豊かな自然環境を保全するためには、これら希少な野生動植物を保護することが大切です。そのため、平成18年度に有識者によって取りまとめていただいた「奈良県における希少野生動植物種の保護のあり方に関する提言」や、先行している他県の事例を参考としながら、平成20年度から、条例の創設など保護施策の推進に取り組む予定です。