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ページ番号:24553
更新日:2026年7月1日
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企業・起業
2026年7月号
奈良の輝く企業×起業 vol.57
伝統の林業技術によるブランド木材・吉野杉で自然素材の家づくり

株式会社イムラ
代表取締役社長 井村 真輝(いむら まさき)さん
創業百年 材木商から住宅事業へ
当社は、1926年、私の曽祖父が材木商として創業しました。子どもの頃は家の隣に木材加工場があり、父がフォークリフトを操り集配トラックで材木を運ぶ姿を見て育ちました。70年代のオイルショック以降、国産材の需要が低迷したことから、80年代前半に住宅販売事業に参入。当時はバブル期と核家族化が重なった追い風の時代で、需要をこなすことが最優先でした。転機となったのは、1995年の阪神・淡路大震災。建築基準法が改正されるとともに、それまでの商品が一般化し、新たな商品開発の必要性に迫られました。ちょうどその頃、奈良県川上村を中心とする吉野杉の供給業者が新たな販路を求めており、タッグを組む形となりました。
吉野杉と珪藻土(けいそうど)で健康快適住宅を
「大阪の食い倒れ、京都の着倒れ、奈良の普請(ふしん)倒れ」といわれるように、奈良には家づくりにお金をかける文化が根強く残っています。そんな奈良の人たちに、ぜひ妥協せず選んでいただきたいのが、奈良の気候風土に適した地元の建材、吉野杉です。
日本三大人工美林に数えられる吉野杉は、古来より美しい木目や香りが高く評価されてきました。それは、雨や霧が多い一方、積雪や風害は少ない吉野の自然環境と、500年以上の歴史を持つ林業技術のたまものです。他の地域の3倍の密度で植え、折々に適切な間伐を行うことにより、成長を意図的に遅らせて育てた吉野杉は、いわば「英才教育された木材」。年輪の幅がぎゅっと詰まり、節が少なく、まっすぐな強い建材となるのです。当社ではこの吉野杉に加えて、室内の壁には調湿・脱臭効果があり、空気浄化作用をもつ珪藻土を使用し、自然素材による健康快適住宅を実現しました。

最高級のブランド木材 吉野杉

平城山パルク展示場(奈良市)
未来につながる地産地消の家づくり
「住宅産業は地場産業である」と提唱する当社にとって、重要な課題の一つが職人の人材確保です。無垢材を扱うには、一本一本異なる木の癖を読み取る必要があり、そうした熟練の技は一朝一夕に習得できるものではありません。そこで、当社では専門知識を身に付けた若者を社員大工として採用し、現場で経験を積む育成システムを導入しています。地元の木を使い、地元の職人たちが建て、地元の人々が住まう…そんな家づくりで地域の未来に貢献することが私たちの使命です。奈良の皆さんには、吉野杉の素晴らしさを五感で味わい、唯一無二の銘木に誇りを持っていただきたいと願っています。
株式会社 イムラ(木の家IMURA)
場所:奈良市三条大路3丁目2年7月1日
電話: 0742-36-5515
HP:imura-k.com
奈良県川上村産の吉野杉と珪藻土をふんだんに使った完全注文住宅を提案する100年企業。
お問い合わせ先
総務部 知事公室