ここから本文です。
取材協力株式会社イムラ

工務店とは、地元に密着した建築会社です。
住まいの施工を中心に、店舗やビル、公共施設まで手がける工務店もあります。自社で設計から建築、施工管理、アフターメンテナンスまで行う工務店もあれば、他の会社と連携する工務店もあります。
工務店によって特徴や強みがあり、例えば地元の木を多く使いたいなどお客様の要望に柔軟に対応できる点も特徴です。
営業、設計、インテリアコーディネータ、現場監督、外構(がいこう)担当、大工や左官(さかん)、建具(たてぐ)などさまざまな職種の職人たちがチームとなり、家や建物を形にしていきます。
その他、木材を提供する製材所、土地探しには不動産会社、資金計画にはライフプランナー、ローンを組む銀行など、さまざまな職種の人が関わり、1棟の家や建物が完成します。


ここからは、家を建てるときの流れを紹介します。
家を建てたいお客様と工務店が出会う場として代表的なものは、住宅総合展示場があります。近年はSNSからの情報をきっかけに来店する人が増えています。また「木の家 奈良 工務店」といったキーワードで検索し、ホームページを見て興味を持つ人も多く、そこから資料請求や見学会の申し込みにつながるケースも。このように、家づくりを検討している人とつながる情報発信も工務店の大切な仕事です。
そこでその工務店の建てる家の特徴などに魅力を感じてもらい、「この工務店で建てたい!」と思ってもらえたら家づくりがスタートします。木の家の心地よさにこの段階で気づいていくお客様もいます。






家づくりのスタートは、資金、プラン、スケジュールといった相談対応からです。
資金については、将来設計をふまえて、無理のないローンを営業が提案します。プランはお客様の要望に応じて対応。敷地を持っている場合は、敷地条件に合わせた設計について説明。実例を交えて、家事が楽になる動線や無駄のない生活動線について紹介します。
建築のタイミングは、一般的な家づくりのスケジュールを説明。契約や着工の時期を大まかに決めてから、次のステップに進みます。
また、お客様がイメージできるよう、ライフスタイルや家族構成が近い施工事例のお宅を訪問することもあります。木の家づくりの場合は、製材所を見る機会も設けます。






次に、建物の大きさ、住まいのイメージなど要望を伺い、プランの打ち合わせに進みます。
営業と設計士がお客様と打ち合わせを繰り返し、玄関・リビング・ダイニング・キッチン・浴室・トイレなどの間取りを決めていきます。最終的に決定したプランの見積りを提示します。
契約前には、設計士が法令に基づき重要事項を説明。土地の買い付けが済んでいるか、銀行の審査が通っているかなどを確認し、契約~着工~引渡しまでのスケジュールを説明。お客様に納得いただいた後、契約となります。




契約後は、部屋の間取り図を確認しながら、窓の高さや棚の位置、内装材について説明し、打ち合わせを進めます。キッチン、浴室などの設備や照明を決めるときは、ショールームを訪問することも。また、外構がいこう担当と仕上げの相談も行います。
営業、設計、インテリアコーディネーター、現場監督、外構がいこう担当がチームとなって家づくりをしているため、チーム内での情報伝達を早く正確に行うことがポイントです。また、注文住宅はお客様と一緒に一から作り上げていくため、工務店の提案を押し付けるのではなく、お客様の要望に沿った提案をすることが大切です。




敷地に古い建物が建っている場合は、解体工事を行います。地盤調査を行った後、地鎮祭じちんさい(着工式)が済んだら着工準備をし、基礎工事から土台、柱、梁はりなど木造住宅の骨組みを組み立てる建方たてかた工事に進みます。屋根と外構がいこう、内装工事を経て、すべての工事が完了します。
施工現場はいつもきれいにしておくことが大切です。工事中、大工はもちろんスタッフもこまめな掃除を心がけます。住まいを大切に扱うことは、施主せしゅはもちろん、近隣の方々にも気持ち良く過ごしてもらえるよう配慮することにつながります。家をつくるだけでなく、入居後の暮らしにも心配りすることが工務店のこだわりです。












家が完成すると、工務店と施主せしゅによる検査を行います。工務店による検査では、チームのスタッフが集まり、図面と実際の建築に間違いがないか、部材の取付け部分の仕上がりなどを確認。施主せしゅは「思っていたのと違う」部分がないかを確認します。
確認後、引渡し式を行います。出来上がった家を見て満足いただいて、初めて本当の完成と言えるでしょう。
引渡し後も、万が一不具合があれば、その都度対応します。定期的に無料点検を行う工務店もあります。無垢材むくざいを使った家を建てる工務店では、長く大切に住んでいただくため、お手入れ講習会などを実施することもあります。







日々の仕事の中で、やりがいや喜びを感じる瞬間はどんなときですか?
お客様から信頼のお言葉をいただいたときに、非常にやりがいを感じています。私が一番はじめにご契約いただいたお客様は、「わからないことをわからないままにしないで、しっかり調べて回答する姿に信頼できると感じました」というお言葉をいただいて、非常に嬉しく思いました。大切な家づくりをお任せいただいたからこそ、絶対に素敵なお家にして、お引き渡ししたいという思いが強くなり、お客様の言葉に非常にやりがいを感じました。
逆に、どんなときに難しさや大変さを感じますか?
家づくりのプロとして、さまざまなことを知っておかないと、お客様に正確な情報提供ができないということです。イムラの家以外にも、建築の知識や法律、さらには土地の見方やローンの組み方、考え方など、営業担当として知っておくべきことは他分野に渡ります。営業担当の仕事とは、より多くの知識を身につけたうえで、お客様のご要望に合わせて正確な知識を情報提供することであると考えておりますので、法律や情勢が変わっていく中で知識をアップデートしていきながら、お客様のご要望を掴んでいくということが非常に難しいと感じておりますが、それがお客様に上手く伝わったときはやりがいに変わっていきます。
工務店の仕事は、社会の中でどのような役割をもっていると感じますか?
家は、人生の中でご家族さんが一番長く過ごされる場所であると考えています。その家の中でみなさまが快適に自分らしく、健康的に過ごしていけるような、そんなお家を作ることが、わたしたち工務店の役割であると考えています。またお家づくりには、さまざまな人が関わっておりますので、わたしたちにお家づくりをお任せいただくことで、さまざまな人やモノが動いて、地域が活性化すると考えております。


奈良の木(地域材)を使って家を建てる良さとは何だと思いますか?
地元の産業が活性化することです。イムラの場合は吉野杉を積極的に使っていただくことで、山が再生されて経済効果が生まれるようになります。経済が回れば雇用が促進されて、若い事業の後継者が育成できること、そして技術が継承できるようになっていきます。また、川上村は吉野川や紀の川の源流でもありますので、山が活性化することで山の環境が保全されて、水の恵みが下流へ届けられるサイクルが構築できます。
実際に奈良の木で家を建てられた方(住まわれている方)からは、どんな声を聞きますか?
吉野杉の床の気持ちよさをご感想をいただくことが非常に多いです。例えば、「床が気持ちいいので、いつも素足で歩いています」というお言葉や、お子様が床をすごく気に入っていらっしゃって、「ずっと床で寝そべって遊んでいます」というお言葉をいただきます。またさらには、吉野杉は冬場も暖かく過ごせますので、奥様の冷え性が改善されたというお言葉、さらには、梅雨の日もすごくさらっとしていて年中快適に過ごしています、という感想をいただいております。
ずばり、工務店の魅力とは?
世界に一つだけ、自分だけのお家づくりができるところが魅力です。間取りや素材にこだわりたい方は、ぜひ工務店にお家づくりをお任せいただきたいと思います。
さらに詳しくは動画をチェック!
取材協力:株式会社イムラ
〒630-8013 奈良県奈良市三条大路三丁目2番7-1号(奈良本社)
TEL:0742-36-5515
HP:株式会社イムラ