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ページ番号:19255
更新日:2026年2月27日
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柿の葉寿司

歴史と文化が香る、奈良の味覚「柿の葉寿司」
奈良県五條市や吉野地域で古くから愛されてきた郷土料理、柿の葉寿司。サバの旨味と酢飯の酸味が絶妙に調和し、柿の葉の香りが食欲をそそる、この一皿には、深い歴史と豊かな文化が詰まっています。
柿の葉寿司の由来には諸説ありますが、江戸時代に紀州の漁師が熊野灘で獲れたサバを塩漬けにして吉野地方に売り歩いた際、ちょうど村々で夏祭りが盛んに行われており、祭りのご馳走として食べられるようになったのが由来ともいわれています。
柿の葉寿司に使われる渋柿の葉は、タンニンが豊富で、防腐効果があることから、サバの鮮度を保ち、独特の風味を醸し出す役割を果たします。
現在でも五條市や吉野地域では祭りなどの行事の際につくられているほか、奈良を代表するお土産として、全国の百貨店でのイベントや駅弁として販売され、広く親しまれています。