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ページ番号:1969
更新日:2026年2月27日
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第3回なら景観調和広告賞 受賞作品決定
県では、地域の特性を活かした良好な景観の保全・創造のため、周辺の景観に配慮・調和した屋外広告物を広く募集し、優れた作品を表彰する、なら景観調和広告賞を開催しております。
第3回である本年度は、これまでを上回る61点の応募を頂きました。
平成27年11月30日の一次審査、平成28年1月21日の二次審査を経て、以下の4作品の受賞が決定しました。
一般広告部門 優秀賞
「宿 花屋徳兵衛」
(天川村洞川にある温泉宿)

- デザイン:宿 花屋徳兵衛
- 制作・施工:株式会社アサヒ広告社
【講評】
洞川温泉の通りに広く窓をとる建物のわずかな壁面「戸袋」を活用し、表現要素や色彩を選び抜いたデザインは、建物にも町並景観にも穏やかに調和している。広告類はロゴタイプを統一し、突き出し看板は寸法を小さく、入り口周囲の置き看板等も敷地内におさめ、程よく設けられた広告は、地域の特徴や個性をしっかりとらえて、趣のある景観を創出している。
独立広告部門 優秀賞
奈良もちいどのセンター街協同組合
(奈良市ならまちを南北に走る商店街)

- デザイン:株式会社ココロネ
- 制作・施工:株式会社アートシティ
【講評】
アーケード商店街全体に配置された統一サインは、グラフィック表現や色彩構成が明快で美しく、設置位置も目につきやすくわかりよい。商店街協同組合で行う「通り」の広告景観創出という取り組みも新しい。取り組みを発展させ、個々の商店の協力を得て、商店街の景観が向上することに期待が膨らむ。
歴史的広告活用部門 優秀賞
古梅園
(奈良市ならまちにある墨屋)

- デザイン:古梅園
- 制作・施工:不明
【講評】
店舗全体の看板として一階庇上中央に一点、店舗入り口に一点、工房入り口に一点という、由緒ある揮毫による扁額三点のみの広告は、強い存在感を示し、店の歴史と伝統を感じさせる。建物との調和も美しく、奈良町の景観を高めている。三点以外に広告物の無いことが、看板の美しさを際立たせている。
歴史的広告活用部門 奨励賞
奈良一奈良漬 いせ弥
(宇陀市大宇陀にある奈良漬け屋)

- デザイン:奈良一奈良漬 いせ弥
- 制作・施工:不明
【講評】
小屋根付き木製看板をはじめ、伝統的な「絵看板」にならった酒樽を掲げるなど、魅力ある広告で町並み景観のポイントとなっている。店頭広告の種類と量が多いため、煩雑な印象を与えているところが工夫されれば、より魅力的な表情になると思われる。広告景観向上への創意・工夫の意欲が示されており、今後に期待したい。
審査員
(敬称略、50音順 ※審査委員長)
- 井岡 重政 奈良県広告美術塗装業協同組合理事長
- 岩井 珠惠※ ヴィジュアルデザイナー
- 出井 豊二 京都女子大学生活デザイン研究所副所長
- 中川 佳英子 奈良デザイン協会会長
- 西峯 隆司 (一社)奈良県建築士会副会長
- 中 幸司 奈良県くらし創造部景観・環境局長