印刷
ページ番号:13295
更新日:2026年3月16日
ここから本文です。
議会だより 令和7年5月号(vol.65)
2025年5月号 2025年5月号 pdfはこちらからダウンロード(PDF:2,867KB) 音声 音声No.1(MP3:4,694KB) 音声No.2(MP3:3,518KB) 音声No.3(MP3:7,452KB) 音声No.4(MP3:712KB)

vol 65
【発行】奈良県議会
【編集】議会広報委員会
令和7年5月1日発行
〒630-8501 奈良市登大路町30番地
☎︎0742-27-8964
奈良県議会だよりは2、5、8、12月の年4回発行予定です
2月定例会の概要

362回目となる2月定例会を、2月25日から3月25日までの29日間の日程で開催しました。
今定例会には、令和7年度当初予算案及び令和6年度補正予算案をはじめ、条例案など議案84件が知事から提出され、議員からは7件の条例案などを提出しました。
開会日には、山下知事から、新年度の重点施策を中心に提案理由の説明を受けました。また、11人の議員が県政全般について代表質問や一般質問を行い、活発な議論をしました。さらに、常任委員会と予算審査特別委員会を開催し、付託議案の審査などを行いました。
閉会日には、予算審査特別委員長及び常任委員長報告が行われ、知事から提出のあった議案については、原案どおり可決、承認などをしました。
予算審査特別委員会を開催
令和7年度当初予算案及び令和6年度補正予算案を審査するため、予算審査特別委員会を設置しました。
委員会は3月11日から18日の間に6日間開催し、各委員が県政各般にわたる質疑を行い、知事をはじめ関係者から詳細な説明が行われました。
なお、付託議案については、令和7年度奈良県一般会計予算案を否決し、その他の議案については、原案どおり可決しました。
予算審査特別委員会委員(定数10名)
| 委員長 | 小村 尚己(自由民主党・無所属の会) |
|---|---|
| 副委員長 | 荻田 義雄(自由民主党・無所属の会) |
| 委員 | 永田 恒(自由民主党・無所属の会) 芦高 清友(自由民主党・無所属の会) 疋田 進一(自由民主党・無所属の会) 若林 かずみ(自由民主党・無所属の会) 中川 崇(日本維新の会) 大国 正博(公明党) 森山 賀文(新政なら) 山村 幸穂(日本共産党) |
| 項目 | 件数 | 件名 | 議決結果 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 令和7年度議案 | |||||
| 知事提出の予算案件 | 15件 | 令和7年度奈良県一般会計予算 等 | 原案可決 | ||
| 知事提出の条例案件 | 33件 | 奈良県事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例 等 | 原案可決 | ||
| 知事提出のその他案件 | 10件 | 宇陀市の森林法に基づく事務を県が受託することについて 等 | 原案可決 | ||
| 議員提出の予算案件 | 1件 | 令和7年度奈良県一般会計予算に対する修正案 | 否決 | ||
| 議員提出の条例案件 | 2件 | 奈良県議会議員の議員報酬額、費用弁償額及び期末手当の額並びにその支給条例の一部を改正する条例 | |||
| 日本維新の会提出議案 | 否決 | ||||
| 自由民主党・無所属の会、公明党提出議案 | 原案可決 | ||||
| 1件 | 奈良県議会委員会条例の一部を改正する条例 | 原案可決 | |||
| 令和6年度議案 | |||||
| 知事提出の予算案件 | 5件 | 令和6年度奈良県一般会計補正予算(第6号) 等 | 原案可決 | ||
| 知事提出の条例案件 | 6件 | 奈良県住民基本台帳法施行条例の一部を改正する条例 等 | 原案可決 | ||
| 知事提出のその他案件 | 11件 | 市町村負担金の徴収について 等 | 原案可決 | ||
| 2件 | 監査委員の選任について 等 | 原案同意 | |||
| 1件 | 地方自治法第179条第1項の規定による専決処分の報告について | 原案承認 | |||
| 1件 | 地方自治法第180条第1項の規定による専決処分の報告について | 報告受理 | |||
| 議員提出の条例案件 | 2件 | 奈良県議会議員の議員報酬額、費用弁償額及び期末手当の額並びにその支給条例の一部を改正する条例 等 | 原案可決 | ||
| 議員提出の条例案件 | 1件 | 奈良県議会会議規則の一部を改正する規則 | 原案可決 | ||
| 請願 | 1件 | 公道上における建設機械の運転免許に関する請願書 | 継続審査 | ||
- 全ての議案等の件名及び議員別の表決結果はホームページに掲載しています。
URL www.pref.nara.jp/68414.htm
2月定例会代表質問
医大周辺のまちづくりについて

山本 進章(やまもとのぶあき)議員(自由民主党・無所属の会)
- 問 新駅を含む医大周辺のまちづくりについて、現在の状況と今後の進め方について伺いたい。
- 答 医大周辺のまちづくりについては、医大附属病院の新外来棟をはじめとする整備やキャンパス移転を進めるとともに、病院南側の県有地を活用して新駅を、線路西側に新アリーナを設置、線路東側では渋滞対策として医大附属病院駐車場の拡張を進め、新たな賑わいを創出する。これまで、各種調査や検討を行い、令和6年度は、知事と橿原市長が出席する協議会を複数回開催するとともに、知事が近鉄社長と直接面談を行い、新駅に関する役割分担や費用負担について三者で概ね合意に至ったことから、3月末に協定を締結する予定。引き続き、医大周辺の賑わいのあるまちづくりに向け、関係者が連携・協力して取組を進めていく。
他の質問項目
- 令和7年度予算
- 南部・東部地域の振興
- 五條県有地における南部中核拠点整備
- 脱炭素社会の実現
- ふるさと納税
- 東海南海連絡道
- 性暴力被害者への支援
県営平城宮跡歴史公園の整備について

関本 真樹(せきもとまさき)議員(日本維新の会)
- 問 観光戦略本部平城宮跡周辺エリア部会において議論された方向性を踏まえ、県として、今後どのように取り組んでいくのか。
- 答 平城宮跡周辺エリア部会において、整備コンセプトは、日本の「食のはじまりは奈良。世界と交わり地域とつながる空間づくり」とすることで意見が一致した。奈良時代に日本の食文化のルーツが築かれ、発酵技術が発展した歴史や、日本食への国内外の関心の高まりを背景に、「食のハブ拠点」として複合施設の誘致やイベント開催を進める。さらに、「平城京を感じられる空間づくり」「情報発信」「交通環境の充実」「周辺環境の充実」「地域との連携・協働」の5要素を軸に整備を推進する。来年度は、ワーキンググループによる事業手法の検討等を予定している。
他の質問項目
- 大和平野中央の県有地活用
- 高校授業料無償化の拡充
- 奈良まほろば館
- 土木技術職員の確保
- 教員の確保
- 自由進度学習
若い世代が奈良県に住み、働くための取組について

亀甲 義明(きっこうよしあき)議員(公明党)
- 問 大学等への進学の際に県外へ転出した学生などの若者に、就職を機に奈良県に住み、奈良県で働くことを選択してもらうため、どのように取り組んでいくのか。
- 答 本県では若年層の転出超過が顕著であり、UIJターンや定住につなげるため、高校生の県内企業訪問、大学主催の企業説明会等への協力やインターンシップの実施などに取り組んでいる。また、従業員の奨学金返還を支援する企業への補助は、今年度から県内に本社のある中小企業に重点を置いて補助要件を緩和し、対象を全職種に拡充している。さらに、東京の県学生寮「養徳学舎」の機能を拡充し、首都圏の学生と県内企業の交流を促進し、UIJターンを推進する。今後も、奈良県に住み、働く人が増えるよう、様々な施策に取り組みたい。
他の質問項目
- 「飛鳥・藤原の宮都」の世界文化遺産登録
- 災害対策
- 上下水道管の老朽化対策
- 障害者就労
- 小児慢性特定疾病児童や重症心身障害児への支援
- 県立高等学校の教育の充実
- 県立医大近くに設置される新駅周辺のまちづくり
2月定例会一般質問
世界遺産である法隆寺門前の県道整備について

小林 誠(こばやしまこと)議員(日本維新の会)
- 問 法隆寺門前の県道のバリアフリー化についてどのように進めるのか、また、観光振興に資する整備について、斑鳩町の要望をどのように受け止め、事業に反映させるのか伺いたい。
- 答 斑鳩町の計画では、この県道を、景観等へ配慮した上でバリアフリー整備する必要がある道路に位置づけている。今後、町が目指すまちづくりと整合のとれた整備を行うよう、町から地元・関係機関と協議・調整を行った上で、まちづくりの方向性が示されれば、歩道整備や道路空間の活用について積極的に協力したい。
他の質問項目
- 国道168号香芝王寺道路の歩道橋架け替え
- 新西和医療センターがめざす姿
- サステナブルな水田営農の推進
- 生徒指導の現状と課題
- 県立高等学校における連続性のある多様で柔軟な学びの場の整備
文化活動を支える展示スペースの確保について

中川 崇(なかがわたかし)議員(日本維新の会)
- 問 文化会館の改修工事等により、県内で展示会を実施できる会場が少なくなっているが、文化活動の振興を図るため、展示スペース確保の対策を講じるべきと考えるがどうか。
- 答 再整備後の文化会館では、展示にも利用可能な多目的室等の整備を予定している。他施設の情報や活用例を周知しつつ、県立美術館整備基本構想において、展示機能の検討などを進める。県民の声に耳を傾け、市町村の文化施設とも連携し、県民の文化活動の発表や展示の場の確保を図りたい。
他の質問項目
- 近鉄奈良駅周辺の再整備
- 天然記念物「奈良のシカ」の保護管理
- 市街化調整区域における土地利用規制の緩和
- 子どもたちに寄り添うための教員の負担軽減策
- 自転車事故による頭部障害や死亡を防ぐためのヘルメット着用指導
- 総合医療センター移転時の西ノ京駅周辺の地元要望事項への対応
- 知事による情報発信や政策議論のあり方
薬事研究センターについて

川口 信(かわぐちしん)議員(自由民主党・無所属の会)
- 問 薬事研究センターの今後のあり方について所見を伺いたい。また、現在分散している機能の一体化を目指し、旧センター敷地や周辺での建替えを早急に進めるべきと考えるがどうか。
- 答 センター業務の一部を外部委託することで、研究や技術支援に一層注力するとともに、中期研究計画の検討を進め、センターの機能強化を図る。また、旧庁舎の耐震性不足による分散移転に伴い、業務に支障が生じており、早期の建替えと機能集約化が必要と考えている。場所については、製薬産業の集積状況を踏まえ、検討を進める。
他の質問項目
- ヘイトスピーチを規制する条例
- 企業誘致をはじめとする本県の地域振興
- 土木一式工事発注基準の見直し
観光地におけるごみ問題について

伊藤 將也(いとうまさや)議員(自由民主党・無所属の会)
- 問 奈良市中心部など、多くの人が訪れる場所や観光地において、ごみが放置されている状況にあるが、県ではどのように捉えているのか。
- 答 遠方からの来訪者のごみの受け皿は必要であると認識するとともに、県民の意識向上を促す取り組みも重要と考えている。奈良公園では清掃や啓発を実施しているところ。インバウンドの増加や鹿の誤食等へのさらなる対策が必要である。奈良公園のごみ対策について、「スマートごみ箱」設置の実証実験を継続し、施設管理者として今後のあり方を検討したい。
他の質問項目
- 奈良県の災害対応
- インバウンド誘客の取組
- 県立高等学校のインクルーシブ入試
韓国・忠清南道とのK‒POPコンサートについて

永田 恒(ながたゆづる)議員(自由民主党・無所属の会)
- 問 2億7,500万円案は、公費支出への議論や費用対効果の検証が不十分であったと考える。また、減額案は当初案から変化が著しく、目的等の一貫性を見出しにくいと考えるが、どうか。
- 答 当初から「日韓の音楽を通じて、県民が国際的な友好交流への理解を深めること」が第一の目的で、経済効果は副次的なものである。見直しにより来場者数は減少するが、より多くの方が視聴できる配信も検討している。日韓国交正常化60周年、奈良県と韓国・忠清南道友好提携15周年の記念事業として、将来に向けて意義のある事業になると確信している。
他の質問項目
- 近鉄大和西大寺駅周辺の渋滞対策
- 南部中核拠点整備における県の考えの変化
- 木造建築の担い手育成等
生駒市辻町インターチェンジについて

阪口 保(さかぐちたもつ)議員(無所属)
- 問 辻町インターチェンジの工事着手時期についてお聞きしたい。今までに、私は、県議会の本会議で何度も辻町インターチェンジの必要性や整備の進捗状況について取り上げている。
- 答 辻町インターチェンジのフルランプ化は本県の骨格幹線道路の整備として重点的に整備する事業に位置付けている。現在、生駒市と共に地元調整を図りつつ設計を行っており、7月を目途に設計案を地元説明する予定。令和8年度からの工事着手を予定しているが、供用目標は現時点で示すことができない。
他の質問項目
- 韓国・忠清南道との交流事業
- 県立高等学校体育館への空調設備の設置
- 国民スポーツ大会開催のあり方
不登校対策について

疋田 進一(ひきだしんいち)議員(自由民主党・無所属の会)
- 問 不登校対策においては、児童・生徒とともに、保護者への支援も重要と考えるが、どのように取り組んでいくのか。
- 答 関係機関との連携のもと、増加傾向が続く不登校児童生徒の社会的自立に向けた支援の充実を図るために、「奈良県公設フリースクール」の整備を計画しており、入校生の保護者に対しても、ネットワークづくりや、保護者通信の発行等を予定している。また、スクールカウンセラーを全公立学校に配置し、地域の学校の相談体制の充実を図っていく。
他の質問項目
- 民俗資料等の譲渡手続き
- 文書管理条例の制定
- 大和平野中央の県有地活用
- 中央卸売市場の再整備
- 「南部・東部振興基本計画」の対象地域の拡大
- 県立高校の魅力向上
大河ドラマ2026を契機とした誘客促進について

藤野 良次(ふじのよしつぐ)議員(新政なら)
- 問 大河ドラマを契機とした誘客促進事業に取り組まれるとのことだが、舞台となる大和郡山市はもとより、どのように関連地域と連携して取組を進めるのか伺いたい。
- 答 大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公・豊臣秀長が郡山城主であったため、大和郡山市への注目が予想される。県内に点在する秀長に関連する史跡や伝承などをまとめながら、大河ドラマを契機として地域がより元気に活性化するため、早め早めの積極的な誘客プロモーションを実施し、周遊や宿泊につながるようしっかり取り組みたい。
他の質問項目
- 技能労務職員のあり方
- 奈良公園周辺のオーバーツーリズム対策
- 都市計画道路「城廻り線」の早期開通
- 教員の確保
- 奈良県中央卸売市場
質問・答弁の全文は
代表質問・一般質問とその答弁を掲載した会議録を、次の定例会開会までに奈良県議会ホームページに掲載します。
URL ssp.kaigiroku.net/tenant/prefnara/pg/
可決した意見書
この定例会では、意見書1件を可決しました。
意見書は、内閣総理大臣のほか関係大臣などに提出しました。
意見書
公立小中学校における学校給食の無償化を求める意見書
2月定例会開会日に議場コンサートを開催しました
議場にお越しいただき、議会をより身近に感じていただくため開催している議場コンサートは13回目を迎えました。
今回は、日本トスティ協会開催のコンクール入賞者であるバリトン歌手桝貴志氏、ヴァイオリン奏者岩谷弦氏、ピアノ奏者河合摂子氏に、トスティ作曲「理想のひと」など5曲を演奏いただき、ご来場の皆さまにお楽しみいただきました。

議会の様子をテレビやインターネットで視聴できます
- 奈良テレビでは、本会議の代表・一般質問を生中継しています。
- インターネットでは、本会議の全日程や委員会の審議の様子をライブ配信するとともに、録画配信も行っています。
県議会では、公職選挙法を遵守し、虚礼廃止の実をあげるため、選挙区内の香典を一切行わないことで申し合わせています。