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更新日:2026年2月27日

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保津川

保津川(ほづがわ)

竹内栖鳳(1864-1942)
六曲一隻 明治21年(1888)
紙本淡彩 156.4×360.4cm

保津川

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解説

竹内栖鳳(たけうちせいほう)は京都画壇を代表する近代日本画の巨匠の一人である。「保津川」は棲鳳(せいほう)と号し、円山四条派の幸野楳嶺(こうのばいれい・1844~1895)の画塾で各流派の古画を通じて基礎的な描法の研鑽(けんさん)を積んでいた青年期の優作である。円山応挙(まるやまおうきょ・1733~1795)筆「保津川図屏風」(八曲一双)の右隻の模写研究によるものであるが、写実に基礎をおきながらも、単なる古画の模写や写生に留まらない精神の表現もなされ、洗練された近代感覚の山水画を描き出している。新しい時代への新鮮な意欲がうかがえる。右下には「戊子秋日 棲鳳筆」の款記(かんき)と、朱文方印「高幹」と朱文方印「夢到梅華醒亦香」の二印がある。写生に基礎をおき、鋭く軽妙な画風をうちたてた栖鳳は、昭和11年(1936)に文化勲章を受章している。

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