印刷

ページ番号:9900

更新日:2026年2月27日

ここから本文です。

奈良から世界へ 世界から奈良へ

県民だより奈良

2025年6月号

奈良から世界へ 世界から奈良へ

結ぶ友好の絆 広がる未来

【vol.5】
ベトナム

奈良は、古代よりシルクロードを通して中国大陸や韓半島、遠くは中央アジアなどと交流があり、国際性豊かな歴史を誇ります。県では、こうしたつながりを活かし、中国、韓国、スイス、ウズベキスタン、ベトナムの5つの地方政府と友好提携を結ぶなど、さまざまな国際交流事業を展開し、青少年を中心とした国際感覚の養成や、インバウンド・外国人材の受け入れなど地域の活性化に取り組んでいます。
今回は、最終回として、平成26(2014)年1月に友好県省関係の発展に関する覚書を結んだフートー省など、ベトナムとの交流をご紹介します。

奈良とのつながり

738年に、林邑(チャンパ)(現在のベトナム中部)出身の僧・仏哲(ぶってつ)が来日し、国の筆頭寺院として仏教の総合大学的様相を呈していた大安寺に居住しました。そして、752年の東大寺の大仏開眼供養会の際には、舞楽を奉納しました。その舞楽は、ベトナムの舞楽である林邑楽(りんゆうがく)とされており、その後、日本の舞楽の一部に取り入れられました。現在でも、その一部が、毎年12月に行われる春日若宮おん祭で舞われています。

ベトナムはこんな所

ベトナム社会主義共和国は、インドシナ半島の東端に位置しており、南北1,650km、東西(最長)600kmと細長く、熱帯から温帯の気候帯に属しています。山地と高地が国土の3/4を占める一方、世界遺産のハロン湾やダナンのビーチリゾートなど、海岸線も表情豊かで、地域性あふれる国です。
加えて、人口もこの30年で3千万人増加し、2023年に1億人を突破したほか、GDPも1990年比で約66倍になるなど、急速な成長を遂げています。
また、経済や福祉・医療など幅広い分野の担い手として、ベトナム人の方々が日本全国で活躍されており、奈良県でも令和6年12月末時点で約4千6百人が在住されています。

阮朝王宮の午門 奈良県とベトナムの位置図

これまでの主な交流

ベトナムのフートー省とは、平成26(2014)年1月の覚書締結後、相互に訪問団を派遣し、今後の交流に向けた意見交換を進めています。また、フエ市とは、従来から雅楽を通した交流がありましたが、今年6月には奈良県が事務局を務める東アジア地方政府会合を開催していただき、これを機に、友好を深めるための覚書を締結する予定です。さらに、昨年10月から、ホーチミン市工科大学の学生を県内企業で受け入れるインターンシップを実施したほか、今年4月には駐日本特命全権大使が県内で講演会を行うなど、経済面での交流も進めています。

集合写真 インターンシップのイメージ画像

  • 県国際課
  • 電話 0742-27-5821

ピックアップ

 
 

おすすめサイト