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ページ番号:7636
更新日:2026年7月7日
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作物の栽培、採種事業に関する研究
米・小麦・大豆等、作物の栽培技術及び採種事業に関する試験研究を行っています。
研究一覧
奈良県オリジナル酒米の育成
奈良県が独自に交配・選抜した、平坦地域向け中生のオリジナル酒米‘なら酒1504’(愛称「奈々露」)を、2024年4月に品種登録出願を行い、同年8月に出願公表されました。この酒米の高品質安定生産のため、施肥・植裁条件等の技術検討を行うと共に、産地化に向けて関係機関との連携を強化し、現地指導に取り組んでいます。

‘なら酒1504’株の様子(一番左)

‘なら酒1504’玄米(左上)

酒米現地検討会
小麦の生育予測
製パンにも適した強力系品種である‘はるみずき’は、奈良県の奨励品種に指定され、主な産地である平坦地域だけでなく中山間地域へも栽培が広がりつつあります。しかし、地域間の気象条件の違いや昨今の異常気象の影響により、施肥などの栽培管理の適期を判断するのが難しくなってきています。そこで、気象予測データを元にして、生育予測プログラムを作成し、地域ごとの栽培適性を評価するとともに、適切な栽培管理時期を事前に予測することで、効率的で効果の高い栽培管理を実現して小麦の生産拡大を目指します。

写真左から、茎立期、立穂期、成熟期。小麦は生育段階に応じて適切な栽培管理が求められます。
‘ヒノヒカリ’の高温登熟障害対策の検討
奈良県における2024年産米の1等比率は26.5%、特に‘ヒノヒカリ’は20.4%と低くなりました。主な原因は出穂期以降の高温による白未熟粒の発生です。このため、高温に強い品種の検索の他に、‘ヒノヒカリ’そのものの高温対策が求められています。当センターでは、‘ヒノヒカリ’の移植期および施肥量が品質に及ぼす影響、穂数制限による登熟歩合の改善効果等の調査を行っています。

‘ヒノヒカリ’の施肥試験の状況
過去の成果についてはこちら
研究成果に関する定期刊行物(抜粋)
センターニュース(一般の方向け)
- 奈良県オリジナル酒米ʻなら酒1504ʼの試験醸造 vol.168(令和7年6月)
- 奈良県初のオリジナル水稲品種‘なら酒1504’を育成しました vol.167(令和6年12月)
- 小麦栽培における省力的な開花期追肥技術 vol.165(令和5年6月)
成果情報(生産者の方向け)
- 酒造好適米「なら酒1504」の育成 令和6年度
研究報告
- 酒造好適米新品種‘なら酒1504’の育成(PDF:1,878KB) 第56号(令和7年3月)