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更新日:2026年2月27日

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蚊媒介感染症 デング熱について

デング熱とは

デング熱は、蚊媒介感染症のひとつで、発熱と全身の発疹を特徴とし、蚊によって媒介される感染症です。主な流行国は、媒介する蚊の存在する熱帯・亜熱帯地域、特に東南アジア、南アジア、中南米、カリブ海諸国ですが、アフリカ・オーストラリア・中国・台湾においても発生しています。海外で感染し帰国後国内で発症する例(輸入症例)が増加しつつあり、2014年の夏季には輸入症例により持ち込まれたと考えられるウイルスにより150例以上の国内流行が発生しました。

病原体

フラビウイルス科フラビウイルス属のデングウイルスで、蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ)によって媒介されます。

感染経路

ウイルスに感染した患者を蚊が吸血すると、蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊が他者を吸血することでウイルスが感染します(蚊媒介性)。ヒトからヒトに直接感染するような病気ではありません。また、感染しても発症しないことも多くみられます。

潜伏期間

2~14日(多くは3~7日)です。

症状

急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られます。通常、発症後2~7日で解熱し、発疹は解熱時期に出現します。デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。

診断と治療

診断のための検査は、血液からの病原体の検出、PCR法による病原体遺伝子の検出、ELISA法による病原体タンパクNS1の検出、IgM抗体の検出、中和試験等による抗体の検出などで、確定検査を行います。

治療は対症療法となります。痛みと発熱に対してのアスピリンの投与は、出血傾向増悪やライ症候群発症の可能性があるので禁忌です。血漿漏出などの症状が出現した場合は、血漿漏出による循環血液量の減少を輸液により補うことが治療の中心になります。

予防

海外の流行地にでかける際は、蚊に刺されないように注意しましょう。長袖、長ズボンの着用が推奨されます。また蚊の忌避剤なども現地では利用されています。

参照ページ:

啓発ツール:

厚生労働省リーフレット「用心編:感染症の運び屋 蚊からバリヤーで身を守れ!」
かから身を守りましょう

厚生労働省リーフレット「ジカ熱・デング熱の運び屋 ヒトスジシマカの発生源感を叩け!」
ヒトスジシマカの発生源をなくしましょう

その他

奈良県における蚊媒介感染症対策(平成27年7月)(PDF:99KB)

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