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更新日:2026年2月27日

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特集2

県民だより奈良

2025年5月号

若者たち!奈良の文化・歴史にふれよう

18歳未満および高校生は4月より観覧料が無料※になりました

※巡回展などの共催企画については個別設定となります。

県では、「次世代の創造力育成」「世代を超えた交流」「文化観光の拠点」といった役割を担う文化施設において、多様な取り組みを行っています。その一環として、「奈良県の子ども、若者の未来への責任」「豊かで活力ある奈良県を創る責任」を果たすことを目的に、文化施設における減免制度の見直しを実施。今年4月より以下の3施設について、18歳未満および高校生の観覧料が原則無料になりました。ぜひこの機会に足を運んでください。

県立美術館

奈良市登大路町10-6
9時~17時(入館は16時30分まで)
月曜(祝日の場合は翌平日)、展示替期間

日本画や浮世絵などの日本美術を中心とした約4600点を所蔵。画家・収集家の吉川観方による収集品を筆頭とした鎌倉時代〜現代の優品に加え、奈良にゆかりの深い美術工芸品を随時収集し、企画展や特別展を開催。奈良ゆかりの現代作家を紹介するコーナーも見どころです。

5月の主な展示内容
  • 企画展「新・古美術鑑賞」
  • 特別展「生誕100年 中村正義 ーその熱と渦ー」

わたしのイチオシ!

私が担当するのは、日本画壇の風雲児的存在である中村正義の巡回展です。中村正義は花鳥風月が基本だった日本画の流れに対し、次々と新しい表現に挑戦しました。中村正義の死から約50年。彼が未来に向かってやろうとしていたことは今どう感じられるか。その答えをぜひ見つけに来てください。


主任学芸員
深谷 聡さん

万葉文化館

明日香村飛鳥10
10時~17時30分(入館は17時まで)
月曜(祝日の場合は翌平日)、展示替期間

『万葉集』を中心とした古代文化に関する総合文化拠点で、ジオラマや万葉劇場など体験型の常設展が好評。特別展や館蔵品展では、万葉日本画154点を含む約700点の美術品や、『万葉集』写本などの約300点の古典籍を厳選して公開。「飛鳥池工房遺跡」とも共存しています。

5月の主な展示内容

館蔵品展
「柿本人麻呂 ー万葉歌人から歌聖へー」

わたしのイチオシ!

万葉文化について、見て、感じて、体験しながら、どなたでも楽しく学べるミュージアムです。5月10日〜6月29日の館蔵品展では、歌人・柿本人麻呂が詠んだ歌をモチーフに描かれた「万葉日本画」15点を含む絵画や、『万葉集』の写本や注釈書を紹介し、柿本人麻呂が後世に与えた影響をたどります。


企画・研究係長
井上 さやかさん

橿原考古学研究所附属博物館

橿原考古学研究所附属博物館

橿原市畝傍町50-2
9時~17時(入館は16時30分まで)
月曜(祝日の場合は翌平日)

奈良の歴史について学べ、観光施設の機能も併せ持つ博物館。藤ノ木古墳からの出土品をはじめ、国宝や重要文化財を含む貴重な文化財を多数所蔵しています。常設展では、旧石器時代~中世までの奈良県出土の実物資料約1万点を展示し、「目でみる日本の歴史」が体感できます。

5月の主な展示内容

春季特別展「王陵 桜井茶臼山古墳」

わたしのイチオシ!

いちばんの魅力は「教科書で見たことがある!」実物に出会えること。博物館のマスコットキャラクター「イワミン」のモデルになった人物埴輪や見ているだけで癒やされる動物埴輪など、映え写真が撮れる展示物もいっぱいですよ。正解率によってプレゼントがもらえるクイズも館内で配信中です。


主任研究員
鈴木 朋美さん

県立図書情報館が開館20周年を迎えます!

県立図書情報館外観

県立図書情報館内

奈良県立図書情報館は平成17(2005)年11月3日に開館し、今年20周年を迎えます。約80万冊の蔵書を有する従来の図書館機能に加え、「奈良県の歴史と文化の伝承、創造の発信メディア」の役割を務めるべく、多様な展示・イベントを実施してきました。近年その数は年間約200件にのぼります。
また、貴重な資料を次世代に残す取り組みとして、公文書や古文書、古絵図などのデジタル化を行なっています。
今後も、「進化する図書情報館」を目指して成長してまいります。どうぞ、ご期待ください。

県立図書情報館開館20周年にあたって

千田 稔さん

県立図書情報館は今年の11月に開館20周年を迎えます。蔵書数約80万冊が一つの知のネットワークを構築してきました。一冊の本は、万巻の本との接点をもって存在するといってもよいと思います。図書情報館はそのような知の宇宙なのです。これまで、約960万人が本館に来訪され、それぞれに独自の知の宝庫を築いてこられました。そのこととの関わりで、私たちが図書情報館に来られる皆さんに期待することは、関心のあるテーマで、人と人とのネットワークが生まれることであります。図書情報館が文化情報をもって交流する場でありたいと思うのです。
本館が開館して約1年半後にアメリカで初代iPhoneが販売されたときの、好奇なものに引き込まれた私の気持ちは、今も忘れてはいません。スマホは、情報を得るには極めて便利なものでありますが、同時に、引き裂かれた知の断片によって、全体像だと思い込ませてしまう麻薬のようなものです。万巻の書からなる図書情報館という堅固な宇宙を私たちは守らざるを得ないのです。

館長 千田 稔さん

  • 奈良市大安寺西1-1000
  • 9時〜20時
  • 月曜(祝日の場合は翌平日)、毎月末日(土・日・月曜の場合は、その前の平日)
20周年記念イベント開催!
図書館劇場XX

「奈良の近代とレジェンドな人々」をテーマに、千田館長と多彩なゲストが講演します。

  • (1)5月25日(日曜日) (2)7月27日(日曜日)
    (3)9月28日(日曜日) (4)11月23日(祝)
    (5)1月25日(日曜日) (6)3月22日(日曜日)
「私が奈良に魅せられたこの一冊」紹介文コンテスト

奈良に導かれるきっかけとなった「奈良の本」の紹介文を募集します。

  • 【募集期間】5月~9月
    ※詳しくは下記から
奈良を描く小説家トーク
  • (1)万城目 学さん(直木賞作家)
    7月5日(土曜日)
  • (2)澤田 瞳子さん(直木賞作家)
    7月21日(祝)
里中満智子展
  • 11月1日(土曜日)〜16日(日曜日)
    トークイベント 11月2日(日曜日)
  • 持統天皇が主人公の『天上の虹』(講談社漫画文庫)など、奈良ゆかりの歴史ロマンを描く漫画家 里中満智子さんの作品展。

イベントへの参加・応募方法、その他の20周年記念イベントは図書情報館HPをご覧ください。

奈良県立図書情報館

県文化施設連携企画

柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)をテーマとしたイベントを実施します!


伝 土佐光元「柿本人麻呂像」

柿本人麻呂は飛鳥時代に活躍し、後に「歌聖」と称された歌人です。低い官吏であったと考えられているにもかかわらず、宮廷歌人として持統天皇・文武天皇の行幸や諸皇子の旅に従い、各地で数多くの歌を詠みました。雄大かつ重厚な表現が特徴の格式高い作風で、『万葉集』にも多数掲載されています。
県では、文化施設などで柿本人麻呂をテーマとした多彩なイベントを予定しています。

  • 奈良公園バスターミナル
    万葉集をうたう
    時 5月18日(日曜日)14時~16時20分
  • 県立図書情報館
    千田稔館長公開講座 図書館劇場XX第3幕
    時 9月28日(日曜日)13時~16時

ほかにも、万葉文化館などでもイベントを予定しています。
お楽しみに!

各館の詳細はこちら
文化振興課 県有文化施設について

  • 県文化振興課
  • 電話 0742-27-8478
  • FAX 0742-27-8481
  • 県文化財課
  • 電話 0742-27-9864
  • FAX 0742-27-5386

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