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ページ番号:15102
更新日:2026年2月27日
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龍田神社(斑鳩町)
図会の左に描かれている川が、もみじの名所として有名な立田川(現・龍田川)です。
左端の小さな橋は、現在では多くの車が行き交う龍田大橋です。立田新宮(現・龍田神社)は右下に描かれています。
構図的に見ると、立田川と一緒に描こうとしたため、神社は小さく描かれていますが、当時の人々の往来の様子がよくわかります。神社の前を左右に延びる道は龍田越奈良街道で、沿道には多くの民家が描かれ、名所図会本文には「民家軒をつらねて、龍田町といふ。」と記されています。
現在も、交通量の多い国道25号線の北側に並行し、名所図会当時の名残を今に伝えています。

奈良県立図書情報館所蔵 大和名所圖會より
ここが見所
推古14年(606年)、聖徳太子が法隆寺を建てる際に、龍田明神のお告げを受けて法隆寺の場所を決めたとされます。
法隆寺の守護神として龍田明神を祀ったことが龍田神社の始まりとされ、現在も、図会に描かれているとおり、往来に面して鳥居が立っており、往時を偲ぶことができます。