更新日:2026年8月1日
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食卓に取り入れるだけで、まるでおしゃれなカフェのような温もりのある雰囲気を演出してくれる木のお皿や器。しかし、「電子レンジや食洗機は使える?」「カビたり白くなったりしない?」といったお手入れ方法や正しい使い方に疑問や不安を持っている方も多いのでは?
今回は、購入する前に知っておきたい基本的な知識から、安心・安全な日本の木材を使った、おしゃれな木製食器を5つご紹介します。
木のお皿や器をはじめとする木製食器は表面のコーティング方法によって、使い勝手や見た目の印象が大きく異なります。塗装方法は主に「①オイル仕上げ」「②ウレタン塗装」「③ガラス塗装」の3種類。木の質感を重視した「オイル仕上げ」、日々のお手入れが簡単な「ウレタン塗装」、木とガラスのいいとこ取りをした「ガラス塗装」。ここからは気になるそれぞれのお手入れ方法について、詳しく説明します。
まずはお手入れ方法から。基本的には普通の食器と同じように、スポンジと洗剤を使用して洗うことができます。しかし、木製食器は急激な温度変化や乾燥・水分に弱いのが特徴。そのため、食器洗浄機や乾燥機を使用すると、変形やヒビ割れの原因になることも。商品によりますが、基本的にはあまりオススメできません。そのため優しく手洗いするのが基本です。

冬の体調トラブルにも効果を発揮!驚きの「奈良の木の健康効果」より転載
ツヤのあるオイル仕上げは、無塗装より乾燥しにくく、木が持つ本来の質感や風合いを楽しめます。しかし、耐水性が低く、汚れやにおいがつきやすい一面も。お手入れのポイントは、使った後にすぐに洗ってしっかり乾燥させること。使い込むうちに表面のツヤがなくなり乾燥が気になってきたら、オリーブオイルなど食用オイルを少量塗り、よく拭き取ると長く使うことができますよ。
口に入れても安心な透明の樹脂でコーティングしたウレタン塗装は、木材内部への染み込みを防ぐので、お手入れは基本的に普通の食器と同じ扱いでOK。耐水性があって汚れやにおいがつきにくいのも嬉しいポイントです。
ガラス成分の液体を染み込ませたガラス塗装は透気性・透湿性があり、そのままの木の香りを楽しむことができます。さらに、耐水性が高く、におい移りもしにくいので、まさに木とガラスのいいとこ取り。お手入れはウレタン塗装と同じく、基本的には普通の食器と同じでOKです。
木製食器に対して、なんとなく温かみのあるイメージを抱いている方は多いのではないでしょうか? 実際に、樹脂製食器や普段使用している食器と木製食器を比較したアンケートでも、木製食器の方が「落ち着く」「温かみのある雰囲気を感じる」「触り心地の良さ」などの項目で高い評価を得ています。一方で、「電子レンジや食洗機が使いにくい」「長時間のつけ置きができない」といった点が木製食器ならではのデメリットとして挙げられます。しかし、ここまでご紹介した通り、正しい扱い方とお手入れさえ知っていれば、デメリットをカバーしながら長く快適に愛用できます。

また、いつもの料理を木製食器に盛り付けるだけで、食卓がパッと明るくなるのも大きな魅力。時間を重ねるごとに風合いが増していく経年変化も楽しみながら、丁寧にお手入れして長く使うことで、どんどん愛着が湧いてきます。

割り箸や店舗の内装など、普段の生活で何気なく目にする木製品ですが、日本の木材ではなく輸入木材が使われていることもしばしば。ですが、日本の木材を木製品や住宅として使い、伐採した跡地にまた木を植えることで「植える、育てる、収穫する、使う」という森林のサイクルが保たれ、土砂災害や地球温暖化の防止にもつながります。また、海外からの輸送にかかる燃料消費も抑えられるため、環境負荷が少ない点も国産材ならではです。

画像/写真・参照:『奈良の木で変わりはじめる私の暮らし NaraWood Lifestyle Book』
(「奈良の木づかい運動」実行委員会(2020年12月発行))
今回は、日本屈指の優良材である吉野杉・吉野桧をはじめとする奈良の木で作られた、様々な木製食器をご紹介します。奈良の木には、食中毒や腸炎などの原因となる、大腸菌やカビの増殖・生育を抑制する効果や、気になる嫌な臭いを除去する効果があるといわれているので、小さなお子さんが使う食器としても安心です。電子レンジ対応のお弁当箱やおしゃれなサラダボウルなど……きっとあなたのお気に入りの一点が見つかりますよ。

木製のお弁当箱が気になるけど、「電子レンジが使えないから……」と諦めてしまう方も多いのではないでしょうか?三代続く桶製造所・谷川木工芸の職人が手掛けた『讃岐弁よしの』は、持ち運べるおひつのお弁当箱。吉野杉を使い、無塗装で仕上げることで、木そのものの良さを楽しむことができます。さらに木製では珍しい電子レンジ対応なので、毎日のランチでもどこでも温かいお弁当を食べられるのも嬉しいですね。

『吉野杉のテーブルスプーン』は、非常に軽く、なめらかな口当たりが魅力。また、スープや料理をすくう際も、お皿に当たる音があまり気になりません。近年、プラスチック削減の観点から、マイスプーンを持ち歩く方も増えていますよね。丁寧につくられた木製カトラリーは、気負わず贈れるプチギフトとしても人気。普段の生活に取り入れれば、環境に配慮する1つのきっかけになってくれるはずです。
INFORMATION
吉野杉のテーブルスプーン
価格¥1,045(税込)
※2026年7月時点の価格です。
製造・販売元
株式会社吉野かわかみプロダクツ
販売サイト
木製雑貨オンラインストア kitosumu

お手入れ方法とあわせて、サイズや使いやすさも木製食器を生活に取り入れる時に気になるポイントのひとつ。吉野桧でつくられた『サラダボウル』は、小・中・大の3サイズを展開。メニューにあわせて好きなサイズを選べるのが嬉しいですね。また、サイズ違いで揃えるとコンパクトに重ねて収納できるのでオススメです。


温かみのあるフォルムは、どんな食事もおしゃれに演出してくれるので、いつもの食卓がカフェ風に早変わりしますよ。
INFORMATION
サラダボウル
価格小サイズ:¥7,700(税込)
中サイズ:¥8,690(税込)
大サイズ:¥12,100(税込)
※2026年7月時点の価格です。
製造・販売元
株式会社吉野かわかみプロダクツ
販売サイト
木製雑貨オンラインストア kitosumu

『吉野杉ティーセット』はコップもポットも吉野杉を使用した贅沢な木製品。「ガラス塗装」が施されているため、お手入れしやすいのが嬉しいポイント。木の香りを極力抑えるようなコーティングがされているので、お茶やコーヒー本来の香りが損なわれにくいのも特徴です。陶器やガラスに比べて軽く、熱を伝えにくいのも木製ならでは。焼きたてのパンやお菓子を添えて、ゆったりとお茶を楽しむのにオススメです。
人にも環境にもやさしい木製食器は全て、色合いや木目が異なる一点物。毎日の食卓を豊かに彩るお気に入りを見つけて、日々の生活に取り入れてみるのはいかがでしょうか?お手入れをして経年変化を楽しみながら、長く大切に使い続けたいですね。
文・編集:奈良の木のこと編集部
2021年4月23日(記事公開日)