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ページ番号:7631
更新日:2026年8月20日
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茶の栽培・加工等に関する研究
研究一覧
一番茶に特化した輸出向け有機栽培体系の確立
世界的な健康志向の高まりにより、日本茶の海外での需要が伸びています。そこで、輸出に向いているとされる有機栽培茶の生産が求められていますが、収量や品質の低下、病害虫発生のリスクが高いことから、慣行からの転換は進みにくい状況です。そのため、高単価が期待でき、病害虫発生の少ない、一番茶に特化した有機栽培体系の確立を目指し、異なる時期で整枝を行い、生育や収量、品質、病害虫発生への影響を調査しています。

病害虫見取り調査

摘採した新芽(右:病害虫による被害芽)
奈良県における茶根域制限密閉挿しの検討
茶生産者が必要な品種苗などを新たに必要とする場合、苗生産者からの購入が基本となりますが、人気のある品種や希少な品種などは苗が手に入らない恐れがあることから、挿し木による自家増殖が必要となります。そこで、茶生産者が自ら挿し木を行うことを目的に、繁忙期を避けた秋挿しによる苗木の自家増殖方法について、培養土を使用した根域制限密閉挿しにより、発根および新梢伸長を改善した効率的な苗の生産方法と定植実証について取り組んでいます。

根域制限密閉挿し試験圃場
吉野葛の科学的評価と栽培技術の確立
奈良県を代表する食材の一つに「吉野葛」があり、その原料であるクズの根は、掘り子による山堀りで供給されています。しかし、近年その資源枯渇、掘り子の高齢化等により、原料の生産は危機的状況を迎えています。そこで、安定的な原料確保のために、クズの根部利用を目的とした栽培技術の確立と吉野本葛の科学的評価を目的とした研究に取り組んでいます。

葛の花

吉野本葛
過去の成果
研究成果に関する定期刊行物(抜粋)
センターニュース(一般の方向け)
- 赤色防虫ネット直がけ被覆が害虫の発生に及ぼす影響_vol.169(令和7年12月)
- チャの短期育苗のための挿し木時期_vol.167(令和6年12月)
- 台湾・米国向け茶生産技術の確立_vol.165(令和5年12月)
成果情報(生産者の方向け)
- 茶葉における新規農薬類の中長期残留リスク評価_令和8年度
- 培養土を用いたチャの根域制限密閉挿し方法_令和7年度
- 一番茶(かぶせ茶)の製茶品質と単価が向上する被覆開始時期と被覆期間_令和5年度
研究報告
奈良県におけるチャの浅刈り剪枝を組み入れた二番茶と翌年一番茶における新芽生育への影響の少ない農薬散布回数の削減方法の検討_第56号(令和7年3月)
被覆開始時期の違いがチャの新芽生育および品質に及ぼす影響_第55号(令和6年3月)