印刷
ページ番号:25231
更新日:2026年7月23日
ここから本文です。
昭和100年企画「新収蔵記念/生誕140年 富本憲吉と昭和」

展覧会概要
現在の奈良県生駒郡安堵町で生まれた富本憲吉(とみもとけんきち)(1886―1963)は、日本の近代陶芸を語る上で不可欠な作家の一人です。陶芸家としての活動は大正初期に始まり、死去する昭和38年(1963)まで数多くの作品を制作しました。昭和30年(1955)に色絵磁器で重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)に認定され、昭和36年(1961)には文化勲章を受章しました。
奈良県立美術館では昭和48年(1973)の設立当初から富本憲吉作品の収集に積極的に取り組み、その成果を展覧会で紹介してきました。そして、昨年度には富本の旧知の友人であった今村荒男[※1]旧蔵の作品33件を寄贈いただきました。今回の展示ではこの寄贈作品を全て公開し、かつ当館収蔵品・寄託品などを加えた約40件の作品を出品します。
また2026年は昭和元年(1926)から起算して満100年に当たります。本展では、昭和初期の工芸をめぐる状況、戦時中の高山疎開、戦後の重要無形文化財制度の制定といったトピックにふれつつ昭和時代の富本の作品と活動に注目し、時代的な背景を考察することを試みます。
[※1]今村荒男(1887―1967)・・・安堵町出身の医学者。富本とは幼なじみの間柄で、終生にわたって交流しました。最晩年の富本の診察を担当したという逸話もあります。
| 会期 | 令和8(2026)年9月19日(土曜日)~11月15日(日曜日) |
| 休館日 | 9月24日(木曜日)、28日(月曜日)、10月5日(月曜日)、13日(火曜日)、19日(月曜日) |
| 開館時間 | 9時00分~17時00分(入館は16時30分まで) |
| 料金 | 同時開催の特別展「時代を越えて~日本画のゆくえ」の観覧券(一般1,200円、大学生1,000円)が必要です |
| 主催・会場 | 奈良県立美術館 |
| 出品目録 | 準備中 |
主な出品作品

富本憲吉《磁器染付独活模様陶板》昭和8年(1933)
奈良県立美術館 蔵 撮影:木奥惠三

富本憲吉《磁器色絵菱模様角箱》昭和19年(1944)
奈良県立美術館 蔵 撮影:木奥惠三

富本憲吉《磁器色絵美女柳枝図陶板》昭和21年(1946)
奈良県立美術館 蔵 撮影:木奥惠三

富本憲吉《磁器色絵赤地金銀彩羊歯模様捻徳利》
昭和28年(1953)奈良県立美術館 蔵 撮影:木奥惠三

富本憲吉《磁器色絵染付曲道模様飾皿》
昭和30年(1955)奈良県立美術館 蔵 撮影:木奥惠三
関連イベント
美術講座「富本憲吉と昭和」
| 日時 | 11月8日(日曜日) 14時00分~15時30分(13時30分開場) |
| 講師 | 飯島礼子(奈良県立美術館 学芸員) |
| 定員 | 60名(当日先着順) |
| 会場 | レクチャールーム |
担当学芸員によるギャラリートーク
| 日時 | 第1回:9月19日(土曜日) 14時00分~(約1時間) |
| 第2回:10月10日(土曜日) 14時00分~(約1時間) | |
| 会場 | 第6展示室 |