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ページ番号:10813
更新日:2026年2月27日
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まほろばうた広場
県民だより奈良
2021年12月号

お題

『鍋』
鶏肉や野菜をだし汁と牛乳で煮込んだ「飛鳥鍋」は県の郷土料理の1つです。約1300年前には、貴族の飲み物だった牛乳を、僧侶たちがひそかに飲んでいて、その牛乳で鶏肉を煮て食べたのが起源だといわれています。
おみごと!
九十の母が作りし野菜入れ小ぶりの鍋のふるさとの湯気
中川 雅史さん/60代・上牧町
【選評】ほのぼのとした温もりの伝わる作。結句の「ふるさとの湯気」が効いている。
おみごと!
冷凍のうどんをレンジするしないけんかもしたね新婚の鍋
辻 嘉輝さん/20代・桜井市
【選評】初々しさが持ち味となって微笑ましい一首となった。
自在鉤(じざいかぎ)鍋を吊して囲炉裏端語り手囲む民宿の夜
巽 美千代さん/70代・生駒市
見はるかす芒(すすき)ヶ原に陽は落ちて宿の名物猪鍋囲む
吉村 禎三さん/80代・大和高田市
一人鍋暖かくても寂しさは拭いきれず家族に会いたい
ゆずひろさん/40代・奈良市
寄せ鍋の材料持って子らが来る机を囲む十三の顔
山本 啓さん/70代・葛城市
大和には郷土料理の飛鳥鍋ミルクベースのまろやかな味
前田 幸男さん/70代・生駒市
【応募総数 68首】多数のご応募ありがとうございました。
選者 現代歌人協会 筒井 早苗さん
3月号の募集
写真をお題として設定し、奈良らしい短歌を募集。皆さんから寄せられた短歌の中から、7作品を選定し、本誌に掲載します。特に「おみごと!」な作品には、野迫川村のゆるキャラピンバッジを4つセットでプレゼント。

3月号のお題
『菜の花』

日差しも暖かくなる3月頃、橿原市にある藤原宮跡では、約2万5千平方メートルの花畑に鮮やかな黄色い菜の花が一面に広がります。桜の開花時期と重なれば、黄色とピンクが織りなす絶景をお楽しみいただけます。
募集ルール
- 原則5・7・5・7・7の31文字
- 文語・口語を問いません
- 応募数は1人につき1作品
- 未発表のオリジナル作品
- 申 郵送かFAX、HPから短歌作品・住所・名前(ふりがな)・年齢・電話番号を左記へ。発表の際、匿名を希望する人は、その旨明記。1月19日必着。
- 問 県広報広聴課

- 電話 0742-27-8326
- FAX 0742-22-6904
- URL www.pref.nara.jp/38579.htm