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郵便名柄館(Tegami cafe)
葛城古道沿いの御所市名柄に建つ、大正2年(1913)落成の旧名柄郵便局舎。木造平屋建て寄棟屋根の擬洋風建築で、昭和50年(1975)の移転で役目を終えるまでこの地で郵便を担いました。40 年ほど空き家となっていましたが、平成27年(2015)に郵便資料館とカフェを併設する施設として生まれ変わりました。古い郵便物や絵はがき、人車などの資料を眺めながら、手紙をしたためるひとときを過ごせます。
住所:御所市名柄326-1
アクセス:
京奈和自動車道・御所南ICより県道30号経由で約20分



櫻井寺
平安時代の天暦年間(947~957)に桜井康成が創建したと伝わる古刹。江戸時代末の文久3年(1863)、討幕を掲げて挙兵した天誅組は五條代官所を襲撃したのち、この寺に本陣を構えて五條新政府を号しました。天誅組の義挙は幕末における下級武士と豪農豪商とが一体となった最初の武装反乱で、 倒幕及び明治維新の魁ともいわれています。境内には討ち取った代官の首を洗ったという首洗鉢や史跡天誅組本陣跡の碑が残り、幕末動乱の歴史を今に伝えています。
住所:五條市須恵1丁目3-26
アクセス:
南阪奈道路・葛城ICより県道30号経由で約30分
JR五条駅から徒歩約10分

五新鉄道跡
五條市から十津川村を経て和歌山県新宮市までを結ぶ計画だった「五新鉄道」の遺構。明治末期に建設の機運が高まり昭和期に着工しましたが、戦争で中断し、戦後に再開されたのちも経済・社会情勢の変化で中止されました。五條新町の町家の上を横切るアーチ橋が、幻の鉄道の記憶を今に伝えています。
住所:五條市新町
アクセス:
南阪奈道路・葛城ICより京奈和自動車道経由で約30分
JR五条駅から徒歩約10分

まちなみ伝承館
重要伝統的建造物群保存地区・五條新町にある文化施設。明治から大正にかけて建てられ、元は病院だった建物を改修整備し、平成16年(2004)に開館しました。江戸時代の風情が残る新町通りのシンボルとして、五條新町の歴史や文化に関する資料を多数展示し、企画展や作品展の会場にも使われています。
住所:五條市本町2丁目7番1号
アクセス:
南阪奈道路・葛城ICより京奈和自動車道経由で約30分
JR五条駅から徒歩約14分

十津川村歴史民俗資料館
十津川村役場の向かいの高台に建つ、村の歴史と文化を伝える資料館。2階では大塔若宮興良親王令旨や後村上天皇綸旨など南朝ゆかりの文書、幕末から明治維新にかけて活躍した十津川郷士960名による天誅組の檄文、坂本龍馬と親交のあった十津川郷士・中井庄五郎の佩刀など、幕末に活躍した郷士の足跡をたどれます。1階では明治22年(1889)の大水害と北海道移住の資料も展示しています。
住所:吉野郡十津川村大字小原225-1
アクセス:
南阪奈道路・葛城ICより国道168号経由で約1時間45分
近鉄大和八木駅・JR新宮駅から奈良交通バス八木新宮線で「湯泉地温泉(十津川村役場前)」下車

瀞ホテル
国の特別名勝・天然記念物「瀞八丁」を見下ろす断崖に建つ木造の多層建築(本館は奈良県指定文化財)。大正6年(1917)に木材を運ぶ筏師の宿「あづまや」として創業し、昭和初期に旅館「瀞ホテル」となりました。平成16年(2004)に一度閉館しましたが、平成25年(2013)に4代目が食堂・喫茶として営業を再開。現在は食堂・喫茶のほか雑貨販売やアクティビティなどを行っています。瀞峡の絶景と100年以上の歴史を持つレトロな雰囲気が魅力です。
住所:吉野郡十津川村神下405
アクセス:
南阪奈道路・葛城ICより国道169号経由で約2時間35分
JR新宮駅から車・タクシーで約45分



吉野神宮
明治22年(1889)、明治天皇の意向により創建された、後醍醐天皇を祭神として祀る神社。御神体の後醍醐天皇像は後村上天皇の作と伝わり、明治25年(1892)に執り行われた鎮座の際に吉水神社から遷されました。現在の総檜造りの社殿は昭和初期の改築で、境内には建武中興を支えた功臣7人を祀る3つの摂社が静かに並んでいます。
住所:吉野郡吉野町吉野山3226
アクセス:
南阪奈道路・葛城ICより国道169号経由で約40分
近鉄吉野神宮駅から徒歩約20分

竹林院
聖徳太子の建立と伝えられる古寺「椿山寺」を起源とする修験の寺院で、もとは金峯山寺の有力な塔頭の一つでした。今も大峯山護持院の一つで、格調高い宿坊として昭和天皇をはじめ皇族方も宿泊されています。池泉廻遊式庭園の「群芳園」は、当麻寺中の坊、慈光院と並び称される「大和三庭園」のひとつ。室町時代末期、竹林院第21代住職・祐尊が、大峰山上の風景を模して築いたと伝えられます。その後、文禄3年(1594)、豊臣秀吉が吉野山で大規模な花見を催した際、千利休が手を加え、桃山風の庭園へと修築されたといわれています。また一説には、細川幽斎による作庭とも伝えられ、今なお多くの人々を魅了しています。
住所:吉野郡吉野町吉野山2142
アクセス:
南阪奈道路・葛城ICより大和高田バイパス・国道169号経由で約50分
近鉄吉野駅からロープウェイ吉野山駅下車 ※ロープウェイ運行状況は要確認

吉野山ロープウェイ
近鉄吉野駅前の千本口駅と下千本前の吉野山駅とを、約349mにわたって結ぶ索道です。昭和4年(1929)3月に開業し、以来運行を続ける現存する日本最古のロープウェイとして平成24年(2012)に機械遺産へ認定されました。吉野山への玄関口として親しまれ、レトロな車両の窓からは、四季折々に表情を変える吉野山と、眼下に広がる谷あいの景色が楽しめます。
住所:吉野郡吉野町吉野山(吉野大峯ケーブル自動車 千本口駅〜吉野山駅)
アクセス:
南阪奈道路・葛城ICより国道169号経由で約40分
千本口駅は近鉄吉野駅前(徒歩約3分) ※ロープウェイ運行状況は要確認

土倉翁造林頌徳記念 岸壁碑文
吉野林業の中興の祖、造林王、日本林業の父などと称される川上村出身の土倉庄三郎を顕彰した岩壁碑文。大正10年(1921)に林学博士・本多静六の呼びかけで、生家のあった大滝の高さ約50mの崖に作られました。碑文の全長23.6m、一文字の大きさ約2m、文字の深さ36cmあります。土倉庄三郎は土倉式造林法を生み出し、明治31年(1898)に「吉野林業全書」を刊行して吉野林業の技術を全国に広めました。また、同志社大学や日本女子大学の設立に寄与するなど、私財を投じて国や教育のために尽くしました。
住所:吉野郡川上村大字大滝
アクセス:
南阪奈道路・葛城ICより国道169号経由で約50分

下北山村歴史民俗資料館
大正14年(1925)、医師のいなかった下北山村桑原地区に医師を招こうと西村伊作が自ら設計・建築した「旧桑原病院」を移築し、昭和62年(1987)に開館した資料館。近代建築としても貴重な建物の中で、先人が使った農具や生活の道具、明治初期にこの村で厳しい荒行を重ねた実利行者の遺品などを見ることができ、下北山村が歩んできた歴史を今に伝えています。
住所:吉野郡下北山村上桑原391
アクセス:
南阪奈道路・葛城ICより国道169号経由で約2時間5分
近鉄大和上市駅からR169ゆうゆうバス下桑原行乗車(約2時間30分)




奈良県景観資産(旧吉野鉄道の薬水拱橋)より
旧吉野鉄道の薬水拱橋
大正元年(1912)、旧吉野鉄道(現・近鉄吉野線)の鉄道橋として建設された煉瓦積みの2連アーチ橋。旧吉野鉄道は吉野林業地域の木材の輸送と観桜客の足として吉野駅(現・六田駅)と国鉄吉野口駅の間に開通しました。現在も近鉄吉野線の列車が走り、「メガネ橋」として地元の人に愛されています。門を思わせるアーチ側面には扁額や煉瓦の格子帯が施され、公益社団法人土木学会にその価値が認められて、土木学会選奨土木遺産にも認定されています。
住所:吉野郡大淀町薬水
アクセス:
南阪奈道路・葛城ICより県道30号経由で約25分
近鉄吉野線薬水駅から徒歩約5分

旧黒滝村役場庁舎
明治43年(1910)に吉野材木黒滝郷同業組合の事務所として建てられた洋風木造建築。大正2年(1913)から昭和53年(1978)に役場庁舎が新築開庁するまで60年以上にわたり黒滝村役場として使われ、昭和54年(1979)、奈良県指定有形文化財に指定され、平成7年(1995)に黒滝・森物語村へ移築・修復されました。現在、建物の2階は民俗資料館となっており、黒滝村の歴史や文化を紹介する展示や奈良県指定文化財の樽丸製作用具等を展示し、黒滝村の歴史を伝えるシンボル的な存在となっています。
住所:吉野郡黒滝村粟飯谷1(黒滝・森物語村内)
アクセス:
南阪奈道路・葛城ICより国道309号経由で約55分
近鉄下市口駅から奈良交通バス「黒滝村総合案内所」下車、徒歩約15分




※古墳時代・飛鳥時代ページと【世界遺産】紀伊山地の霊場と参詣道ページは現在準備中です。
