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奈良時代・平安時代

更新日:2026年10月29日

奈良時代・平安時代

 

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龍穴神社

室生龍穴神社

 室生寺よりも古い歴史をもち、「日本三大龍穴」の1つといわれている古社。水を司る高龗神を祀ります。奈良時代から平安時代にかけて朝廷の勅使が遣わされ、雨乞いの神事が営まれました。神社の上流には龍神が棲むと伝わる洞穴「妙吉祥龍穴」があり、古代から神聖な「磐境」とされてきました。平安時代の歴史書『日本紀略』に記された山部親王(後の桓武天皇)の病気平癒を願って祈祷が行われた場所も妙吉祥龍穴と推測されています。杉の巨木に包まれた境内は静謐で、寛文11年(1671)に春日大社若宮の社殿を移築した本殿は奈良県指定文化財となっています。

住所:宇陀市室生1297

アクセス:
名阪国道・針ICより県道28号経由で約25分
近鉄室生口大野駅から奈良交通バス「室生龍穴神社」行乗車、終点下車すぐ

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佛隆寺

佛隆寺(仏隆寺)

 嘉祥3年(850)に弘法大師空海の高弟・堅恵が創建したと伝わる古刹で、室生寺の南門とされています。
弘法大師が唐(中国)から茶の種子と茶臼を持ち帰り、その茶を堅恵が寺内で栽培したものが全国に普及したとされ、佛隆寺は「大和茶発祥の地」としても知られます。茶臼は現在も寺宝として伝えられています。本堂背後にある宝形造の石室(国指定重要文化財)は堅恵の廟と伝わり、五輪塔を安置しています。参道の石段脇には「千年桜」として知られる樹齢900年を超える県下最大最古級の桜(県天然記念物)が威勢良く枝を張っています。

住所:宇陀市榛原赤埴1684

アクセス:
名阪国道・針ICより国道369号経由で約30分
近鉄榛原駅から奈良交通バス曽爾方面行「高井」下車、徒歩約30〜40分

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室生寺

室生寺

 天武天皇の勅願により、修験道の祖である役行者がこの地に初めて寺を建立したと伝えられています。奈良時代末、山部親王(のちの桓武天皇)の病気平癒を願った祈祷をきっかけに、興福寺の僧・賢璟が勅命を受け、弟子の修圓が堂塔伽藍を建立し、後に空海の弟子で修圓とも親交の深い真泰が真言密教を携えて入山し、灌頂堂や御影堂等が整えられました。女人禁制の高野山に対し女性の参詣を許したことから「女人高野」と呼ばれます。春のシャクナゲや秋の紅葉の名所としても親しまれ、四季折々に見せる景観が訪れる人を迎えます。

住所:宇陀市室生78

アクセス:
名阪国道・針ICより県道28号経由で約25分
近鉄室生口大野駅から奈良交通バス「室生寺」行乗車、終点下車、徒歩5分

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船宿寺

船宿寺

 神亀2年(725)に、行基がこの地で庵を結び、薬師瑠璃光如来を祀ったのを起源とする寺。寺に伝わる記録によると、葛木の地に立ち寄った行基の夢の中に老人が現れて「これより東の方へ行くと、山の中に船形の大きな岩があるから、その岩の上に薬師如来をおまつりするように」と告げ、夢からさめた行基が、東の山の中に岩をみつけ、そこに御仏を祀ったとされます。心や身の病、悩みを救う薬師如来をまつったことからこの地は医王山とも呼ばれます。

住所:御所市五百家484

アクセス:
京奈和自動車道・御所ICより国道168号経由で約15分
近鉄大和高田駅から五条駅行きバス「船路」下車、徒歩8分

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金剛寺

金剛寺

 約800年前、平安時代末期に平重盛が創建したと伝わる真言宗の古刹。江戸時代初期には野原城主の菩提寺として復興されました。西国四十九薬師霊場の第九番札所にあたり、本堂には室町時代作の薬師三尊像が安置されています。江戸(元禄)時代に再建された本堂や元禄初年(1688)の枯山水庭園、元禄4年(1691)に再建された茅葺きの庫裡なども残ります。関西花の寺としても知られ、約2,000㎡のぼたん園では、4月下旬から5月上旬に約100種1,500株のぼたんが咲き誇ります。

住所:五條市野原西3-2-14

アクセス:  
南阪奈道路・葛城ICより京奈和自動車道経由で約30分
JR五条駅から徒歩約25分

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栄山寺

栄山寺

 吉野川を望む静かな境内にたたずむ古寺で、養老3年(719)に藤原武智麻呂が創建し、藤原南家の菩提寺として鎌倉時代になるまで大いに栄えたと伝わります。天平時代の面影を色濃く残す八角円堂と、「平安三絶の鐘」に数えられる梵鐘はいずれも国宝。室町時代再建の本堂には秘仏でご本尊の薬師如来坐像や十二神将立像(いずれも重要文化財)が祀られています。毎年春と秋には、通常非公開の八角円堂内陣を特別拝観することができます。

住所:五條市小島町503

アクセス:
南阪奈道路・葛城ICより県道30号経由で約30分
JR五条駅から徒歩約25分

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御霊神社本宮

御霊神社本宮

 旧宇智郡(現五條市)に分布する御霊神社の本宮で、井上内親王(光仁天皇の皇后)の霊の怒りを鎮めるために建てられたといわれる神社。井上内親王、その子の他戸親王、異母兄弟の早良親王(ともに光仁天皇の皇子)の御霊を祀っています。『日本後紀』によれば、平安時代初期の延暦19年(800)、桓武天皇は葛井王(桓武天皇の皇子)を宇智郡に遣わして皇后の復位や御墓を山陵と称することを告げさせています。このときに葛井王により御霊神社も創建されたと伝わっています。丹生川を見下ろす高台に鎮座し、江戸時代建立の檜皮葺・三間社流造の本殿は奈良県指定文化財です。

住所:五條市霊安寺町2206

アクセス:
南阪奈道路・葛城ICより京奈和自動車道経由で約30分
JR五条駅から奈良交通バス「霊安寺」下車 徒歩8分

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荒神社

荒神社(立里荒神)

 日本三大荒神の一つで、野迫川村の中央にそびえる標高1,260mの荒神岳の山頂に鎮座する神社。800年頃の創建とされており、弘法大師空海が高野山を開くにあたり修行し、三宝荒神を勧請したと伝わります。誉田別命と火産霊神を祀っていることから、商売繁盛の神や火の神、かまどの神として崇められています。本殿までの石段には珍しい白木の大鳥居が連続して立ち並び、本殿の軒を杉が貫く独特の姿も見どころ。眼下に広がる雲海と日の出の眺めでも知られます。

住所:吉野郡野迫川村池津川347

アクセス:
京奈和自動車道・かつらぎ西ICより国道480号経由で約1時間15分

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維盛の里

平維盛歴史の里

 平清盛の孫にあたる平維盛が熊野や吉野の山中をさまよい、最期を遂げたという平家落人伝説が残る場所にある史跡公園。資料館では数々の資料の展示・保存すると同時に、映像やジオラマ、レプリカなどで維盛にまつわる多くの伝承を再現しています。公園の敷地内には維盛塚を中心に日本庭園「花風月の庭」やツツジ園、展望台などが整っており、毎年7月最終土曜には平維盛の大祭が開催されます。

住所:吉野郡野迫川村平51

アクセス:
京奈和自動車道・かつらぎ西ICより国道480号経由で約1時間20分

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西行庵

西行庵

 吉野山の最奥、奥千本にひっそり建つ小さな庵。「願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」の歌で有名な、平安時代末期の歌人・西行法師が出家後にこの地で2年余りを過ごし、大峯奥駈修行を2度満行したと伝わります。近くには西行の「とくとくと落つる岩間の苔清水汲みほすまでもなき住居かな」という歌で有名な苔清水が湧いています。2度の修行の間に目にした吉野の桜に魅せられた西行が全国行脚の際に各地で吉野の桜を褒め讃えたことで、吉野山は桜の名所として全国に広く知れわたりました。

住所:吉野郡吉野町吉野山(奥千本)

アクセス: 
南阪奈道路・葛城ICより県道37号経由で約1時間 
近鉄吉野駅からロープウェイ吉野山駅下車 ※ロープウェイ運行状況は要確認

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