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ページ番号:1240
更新日:2026年2月27日
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水質Q&A
【お知らせ】奈良県広域水道企業団への事業統合について
奈良県水道事業は、令和7年4月1日より他27団体と事業統合し奈良県広域水道企業団となりました。
詳しくは、奈良県広域水道企業団のホームページをご覧ください。
質問
Q10 水のにおいが気になるのですが…。
回答
A1
〈Q1: 水道水の「水質基準」とは何ですか。〉
水道水は、水道法第4条に基づき厚生労働省令によって定められた基準に適合しなければなりません。
これが水道水の「水質基準」であり、全51項目(平成27年4月現在)が定められています。
水道事業者や水道用水供給事業者は水道水を検査し、水質基準を遵守する義務があります。
その他、水質管理上留意すべき項目として「水質管理目標設定項目」、毒性評価が定まらなかったり水道水中での検出実態が明らかでない項目として「要検討項目」があります。
水道水質基準については厚生労働省のホームページをご覧ください。
A2
〈Q2: 水質基準の単位「mg/L」とはどういう意味ですか。〉
1mg/L(ミリグラム・パー・リットル)とは、水1Lに物質1mg(1000分の1g)が含まれる時の濃度です。
一般的な家庭の浴槽の水(約200L)に1gの物質を溶かした場合、濃度は約5mg/Lとなります。
1mg/Lの1000分の1が1μg/L(マイクログラム・パー・リットル)、その1000分の1が1ng/L(ナノグラム・パー・リットル)、さらにその1000分の1が1pg/L(ピコグラム・パー・リットル)など、mg/Lより小さな濃度を表す単位もあります。
A3
〈Q3: 水道水の安全性はどのようにチェックしていますか。〉
奈良県水道局では魚類水質監視装置で水源水質を24時間連続監視しており、万が一毒物が水源に流入した場合は取水の緊急停止などの措置により浄水場への流入を未然に防ぐ体制になっています。
また、水道水の定期的な水質検査に加え、浄水処理工程での毎日水質試験や自動測定装置による24時間連続監視も行っています。
送水過程でも水質の連続監視を行っており、製品としての水道水の品質を常に確認しながら送水していますので、安心して水道水をお飲みいただけます。
奈良県水道局の水質検査体制についてはこちらをご覧ください。
A4
〈Q4: 水道水にはなぜ塩素が必要なのですか。〉
水道水に細菌類が繁殖し、汚染されることを防ぐためです。
水道法では衛生上の措置として、給水栓(水道の蛇口)における残留塩素濃度を0.1mg/L以上とすることが義務付けられています。
水道の蛇口で残留塩素があるということは、滅菌効果が保たれており、水道水が安全であることの証です。
A5
〈Q5: 水道水の塩素はだいじょうぶですか。〉
WHO(世界保健機関)の飲料水水質ガイドラインでは、人が生涯その水を飲み続けても健康に影響を生じない塩素濃度の上限として5mg/Lが示されています。奈良県水道局では概ね1mg/L程度の塩素濃度で浄水場から送水しており、WHOのガイドラインと比較して十分低い水準です。
どうしてもにおいが気になる方は、しばらく煮沸すると塩素は完全に消滅しますし、一晩汲み置きするだけでもほとんどわからない程度になります。ただしその場合は滅菌効果がなくなりますので早めにご使用ください。
A6
〈Q6: 水道水のトリハロメタンはだいじょうぶですか。〉
浄水処理に用いられる塩素と有機物の一部が反応すると、発ガン性があるとされるトリハロメタンを生成します。このため、水道水中には微量ですがトリハロメタンが含まれています。
奈良県水道局は水道水のトリハロメタン濃度を定期的に検査しており、水質基準を満たしていることを確かめておりますので安心して水道水をお飲みいただけます。
水質検査結果についてはこちらをご覧ください。
A7
〈Q7: 水道水のダイオキシン類はだいじょうぶですか。〉
一般にダイオキシン類は水に極めて溶けにくいため、水道水で問題となるようなことはありません。
また、人のダイオキシン類摂取経路は食物からが大半で、水からの摂取はごくわずかとされています。
奈良県水道局の水道水のダイオキシン類濃度は要検討項目における目標値(1pg-TEQ/L)よりはるかに低く、安心して水道水をお飲みいただけます。
A8
〈Q8: 「クリプトスポリジウム」とは何ですか。〉
大きさ約5マイクロメートル(1マイクロメートルは1ミリメートルの1000分の1)の原虫であり、哺乳類の消化管に寄生しています。人に感染すると激しい下痢や腹痛などの症状を引き起こします。また、硬い殻で覆われているため通常の塩素消毒では死滅しません。
似た特徴を持つ原虫にジアルジアがあり、両者をあわせて「クリプトスポリジウム等」と呼ばれています。
クリプトスポリジウム等の対策としてはろ過処理が有効であり、厚生労働省の指針ではろ過水濁度を0.1度以下に維持することとされています。
奈良県水道局では原水のクリプトスポリジウム等検査を定期的に実施するとともに、ろ過水濁度0.05度以下を目標とした水質管理を行っており、安心して水道水をお飲みいただけます。
A9
〈Q9: 蛇口から色のついた水が出てきたのですが…。〉
水道水に色がついて見える原因は様々考えられます。
白い水
しばらくして澄んでくる場合は気泡(空気)が原因と考えられ、心配は無用です。
時間がたっても白濁がとれない場合は、亜鉛が原因である可能性があります。
赤い水
鉄(サビ)が原因である可能性があります。
黒い水
マンガンが原因である可能性があります。
青い水
銅や藻類繁殖による青水の可能性があります。
奈良県水道局は各家庭までの給水を行っておりませんので、このような場合はお住まいの市町村の水道担当部局までご相談ください。
A10
〈Q10: 水のにおいが気になるのですが…。〉
カルキ臭が気になる場合、水道水を煮沸したり一晩汲み置きすればほとんど気にならなくなります。
カルキ臭以外の異臭がする場合は、様々な原因が考えられます。
奈良県水道局は各家庭までの給水を行っておりませんので、このような場合はお住まいの市町村の水道担当部局までご相談ください。
お問い合わせ
奈良県広域水道企業団
〒636-0302
奈良県磯城郡田原本町大字宮古404番地7