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ページ番号:5301
更新日:2026年2月27日
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就学前教育について
就学前教育の体系

奈良県総合教育会議における知事と教育委員会の協議を踏まえ、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」(昭和31年法律第162号)第1条の3に基づき「第3期奈良県教育振興大綱」を策定しました。(対象期間:令和7年度~令和10年度)
この大綱は、本県の教育の振興に関する総合的な施策の方針を定めるものであり、その中で、奈良県教育が目指す方向性を「一人一人の可能性を最大限に引き出す教育 ~郷土奈良に誇りをもち、新たな価値を創造する力と、たくましく生きる力を育む~」と定めました。
また、県では、保護者、保育者、また地域で、就学前教育に関わるすべての人が、共通の意識を持って子どもをはぐくんでいくための視点や環境づくりに関するガイドラインとして、「奈良っ子はぐくみ基本方針」を定めました。(令和4年3月策定)
当方針では、子どものはぐくみに関わるすべての人が、すべての子どもに「健やかに大切に守られ、はぐくまれる権利」を保障する視点に立ち、「学ぶ力」「生きる力」の土台である「自己肯定感・自尊感情」「他者への寛容なこころ」「健やかな身体」をはぐくむことを目標としています。また、本県就学前教育の総合的な展開方策を「奈良っ子はぐくみプロジェクト」としてとりまとめ、より、就学前教育に関する様々な取り組みを推進していきます。
奈良っ子はぐくみプロジェクト
奈良っ子はぐくみプロジェクトは、基本方針に基づいて就学前教育を推進していくため、県が主体となって取り組んでいくものです。
1.ツール作成・普及
就学前の教育・保育や生活において、遊びや日々の活動の中で資質・能力をはぐくんでいくための援助のあり方を示すため、各種のツールを作成し、普及活動をおこなっています。
(1)「はばたくなら」「実践事例集」
県内のすべての子どもたちが質の高い教育・保育が受けられるよう、「自尊感情」「規範意識」「学習意欲」の向上視点からプログラムを作成しています。
実践事例集は、県内教育・保育施設の具体的な取り組み事例を掲載しています。
(2)「はばたきの詩」
「はばたくなら」の内容をよりわかりやすく伝えるため、新人保育者の成長物語を、漫画で描いています。
(3)幼児向け運動・スポーツプログラム
県では幼児の「動きの質」「社会性」「競技への親しみ」「生活習慣」をねらいして、運動・スポーツプログラムを作成し、就学前教育・保育施設に普及を促進しています。
(4)人権にかかる保育マニュアル
奈良県の教育保育施設では、1960年代初頭から人権を大切にする保育を進めています。今回、保育所保育指針等の改訂に合わせて第3版を作成しました。
2.人材育成
就学前教育を担う人材を育成するため、研修会や訪問支援等を実施し、保育者の資質や専門性の向上に取り組んでいます。
(1)施設類型を越えた研修の実施
就学前教育・保育の現場における課題解決と、質の高い教育・保育の提供に向けた体制づくりを進めるため、様々な研修をおこなっています。
(2)アドバイザーによる支援訪問
施設長経験のあるアドバイザーが現場の保育者に寄り添い、アドバイスをおこなっています。
(3)教育・保育現場におけるリーダー的職員の育成
各市町村のブロックからの代表者が、就学前教育・保育施設の課題を協議する地域リーダーの育成や、保育者のキャリアに応じた研修を実施するなど、人材育成を進めています。
(4)スポーツプログラムの普及・促進
「幼児向け運動・スポーツプログラム」を基に作成された「プログラム実践マニュアル」を活用し、県内の園所等の職員を対象として、身体の動かし方、幼児期の食事や睡眠等の基礎知識を学んでいただく講習会を実施しています。
3.多様な場での展開
子どもが交流や活動を通して様々なことを経験し学ぶ場や、子どもだけでなく大人も交流を深めることができる地域コミュニティづくりを進めています。
(1)なら歴史芸術文化村におけるアートプログラムの普及
幼児期の子どもたちの豊かな感性や表現をはぐくむため、芸術プログラム(アートや音楽)を提供します。






