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更新日:2026年2月27日
人口 2,757人(2025年1月時点)|面積 672.38km²






十津川村は奈良県の最南端に位置し、村としては日本一の面積を誇ります。古くから信仰の地であった高野山、熊野、吉野を結ぶ「小辺路」「大峯奥駈道」が通る地として知られ、今も多くの人が村を訪れています。幕末に活躍した「十津川郷士」の名は、自主・自立の精神を持つ十津川気質と共に知られています。
港や都に遠いことから「遠津川」「遠都川」などとも呼ばれてきた山深いこの村は、平地が少なく、また面積が非常に広く標高差もあるため、集落によって気温や天候も異なります。村の96%を占める山林を活かし山を守るための林業再生や、奥深い秘境だからこその大自然と共にある観光業で、村の活性化に取り組んでいます。
世界遺産の道

真言密教の総本山「高野山」から「熊野本宮大社」に至る約72kmの祈りの道「小辺路」、吉野から熊野に至る約170kmの修験の道「大峯奥駈道」。共に世界遺産に登録されています。
谷瀬の吊り橋

村を縦断するように流れる十津川に架けられた、長さ297m、高さ54mの巨大吊り橋。昭和29年に集落の住民の力で架けられ、今も重要な生活道路として使われています。
玉置神社

創建は紀元前37年と伝えられる、「玉置山」の山頂付近に鎮座する神社。“熊野三山の奥の院”と言われ、境内には樹齢3千年とされる「神代杉」など巨木群がそびえています。
温泉

十津川村には泉質の異なる3つの天然温泉が湧き出ており、全温泉が、加温・加水・循環を行わない源泉かけ流し。その景観や優れた効能から、「国民保養温泉地」にも指定されています。
大踊り

小原・武蔵・西川の3地区でそれぞれ受け継がれる十津川村の「大踊り」は、300年以上の歴史を持ち、国の無形民俗文化財に指定。室町時代に流行した「風流踊り」がルーツと言われています。
瀞峡どろきょう

瀞峡は和歌山、三重、奈良の3県にまたがる大峡谷で、遊覧船も出ています。国の特別名勝に指定される巨岩・奇岩が連なる風景は、親しみを込めて「瀞八丁」と呼ばれています。

林業・製材業・木工業
「山を守ることは、山の民の責務」と考え、山づくりから製材、加工、販売までを一貫管理。より安全で効率的な林業の推進や都市部の消費者へのPR・販路開拓に取り組み、林業の6次産業化を進めています。また、「十津川村木工家具協議会」を中心に、村産材を使った家具や木工品を生産しています。

建設業
災害復興の工事などで多くの人が建設業に従事しています。
食品加工業
ゆうべし、きのこ、鮎など、自然の恵みを加工・販売しています。
観光業
温泉や景勝地などを活かした観光業が活発です。