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更新日:2026年2月27日
人口 1,362人(2020年1月時点)|面積 270.00km²






県の中南部にあり、東は三重県に接しています。紀伊水道に流れ込む吉野川(紀の川)の源流にある水源地の村で、約500年の歴史を持つ「吉野林業」発祥の地です。「吉野杉」は、美観、材質共に優れていることで知られています。観光施設としては、村の歴史と自然を学べる「森と水の源流館」や「ホテル杉の湯」などがあります。
土地面積の約95%が山林で、国道沿いの山裾に位置する集落と、国道から山に入った土地に点在するように集落があります。水源地の村として、水の恵みを下流に届けるための事業を実施。また、日用品の移動販売、高齢者の見守り、集落の点検などを行う社団法人を立ち上げ、山間地域での暮らしを支える活動も行われています。
吉野川源流-水源地の森

吉野川・紀の川源流の「三之公地区」には、500年以上も昔から手付かずの森が残されています。村はこの森の約740ヘクタールを買い取り、「吉野川源流-水源地の森」として守っています。
丹生川上(にうかわかみ)神社上社

675年、天武天皇期に創建された、水の神「高龗大神」を祀る神社。『延喜式』にもその名が記され、平安時代中期以降は「二十二社」のひとつに数えられました。
歴史の証人(下多古(しもたこ)村有林)

江戸時代初期に植林された、現存する日本最古の人工林のひとつ。面積約3,700m²の山肌に、樹齢260年~400年の杉・檜が林立。文化庁「ふるさと文化財の森」に県内で初めて選ばれています。
金剛寺の朝拝式

悲運の最期を遂げた南朝最後の皇子・自天王を偲び、毎年2月5日に遺品の兜(重要文化財)などを拝する朝拝式が行われています。500余年、一度も欠かさず行われている式典です。
御船の滝

高さ約50m、2段になって水が勢いよく流れ落ちる「御船の滝」は、冷え込みによっては、見事な氷瀑になることも。その姿は「文殊菩薩」を現すとも言われ、知恵を授ける滝として伝えられています。
匠の聚

様々なジャンルのアーティストたちがアトリエを構え、創作活動を行っている芸術家村。作品展示ギャラリーやカフェ、陶芸などのアート体験ができる工房や宿泊コテージも備えています。



林業
木材の生産・搬出コストの低減を図ると共に、従事者たちの労働・生活環境の整備も進め、新たな需要を掘り起こすため、吉野優良材のプロモーションにも力を入れています。平成27年には、村と森林組合など村内にある4つの林業関係団体が連携し、「吉野かわかみ社中」を設立。川上産吉野材の生産から販売までの供給一貫体制の確立を推進しています。大滝集落の対岸には「吉野林業」を広めた「日本林業の父」土倉庄三郎の磨崖碑があります。