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熊野参詣道小辺路は、真言密教の総本山・高野山と熊野本宮という二大聖地を最短距離で結ぶ参詣道で、熊野本宮から高野山へ向かう場合は「高野道」とも呼ばれていました。伯母子峠・三浦峠・果無峠と1,000メートル級の峠を3つ越えて熊野本宮へと至るハードなルートで、途中は山登りのきついアップダウンを繰り返しますが、石仏や地蔵、苔むした石畳、茶屋跡や屋敷跡等、昔の古道の雰囲気を数多く残しています。この参詣道は、ほとんどが山中を通り、昔ながらの歩き旅を体験することができます。
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スタート |
南海りんかんバス バス停「千手院橋」(南海電鉄高野山駅前からバス) |
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ゴール |
奈良交通・龍神バス・熊野交通・明光バス バス停「本宮大社前」(各バスで五條駅、紀伊田辺駅、白浜駅、新宮駅、勝浦駅へ) |
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ルート全長 |
約75キロメートル |
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ルート分類 |
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本格的な山歩き。事前に十分な計画をたて、無理のない行程で。山歩きの経験の少ない方は、日帰りできる山で足慣らしをしてからトライしよう。全行程約75キロメートル。通しで歩けば3泊4日が標準。(ゆとりをもって高野山での前泊、本宮での後泊をプラスするのがおすすめ)分けて歩くなら、前半は高野山から三浦口まで、後半は三浦口前泊で本宮まで歩くとよい。動物との遭遇もしばしば。危険動物に備えて鈴など音の出るものを携行しよう。入山時には登山届を提出しよう。1,000メートル級の峠を3つ越えてゆくハードなルート。一部舗装路もあるが、自然のままの山道や古くからの石畳の道を歩く。急なアップダウン、滑りやすい石畳道などに対応できる登山靴など十分な装備が必要。峠付近は気温が低いので防寒対策も忘れずに。高野山~十津川温泉は冬季の積雪に注意。冬場はお出かけ前に必ず確認。
ルート途中に購入できるところはない。宿でお弁当を用意してもらうことを忘れずに。
ルート途中での入手は困難。1泊ごとに水分を補給、十分な水分の持参が不可欠。